【試験直前の過ごし方】あと数日の過ごし方で人生が変わる

今この記事を書いているのが7月下旬です。税理士試験の本試験まであと数日というところまでやってきました。

この時期になると、勉強していた頃を思い出して「あの頃は大変だったなぁ〜」と思い耽る今日この頃です。

今回は私が身を以て感じた試験直前期の大切さをお伝えできればと思い、この記事を書くに至りました。

税理士試験は毎年8月に実施される試験で1年に1回の1発勝負です。この時期は最後の追い込みをかけて勉強されている方がほとんどでしょう。

税理士試験というものは科目合格制でもあり、5科目合格までに長丁場の受験生活になってしまいます。

受験生活が長くなってくると、直前期のラストスパートの追い上げが受験期の当初より甘くなってくる事が考えられます。(それが受験生活を長引かせる要因の1つと考えられますが…)

試験まで残り数日での過ごし方次第で、結果が良い方に転ぶか悪い方に転ぶか明確に分かれます。

直前期の過ごし方に関しては、テクニックというより意識の持ち方で人それぞれの部分もあります。

私自身が税理士試験を経験してきて、感じたことをお伝えします。

1年でも早く税理士試験を合格するために、取り入れられる部分がありましたら参考にしていただけると幸いです。

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目次

あと数日しんどい思いするか。来年またしんどい思いするか

当然のことですが、改めて考えてみてください。

今十分大変な時期だと思います。

それをあと数日で終わらせるか、同じことを来年も経験したいか。

合格を目指しているのであれば後者を選択する人はいないでしょう。

この時期は可能な限り確保した時間を勉強を最優先に充てていきましょう。

平日の仕事が終わった後や休日、ゆっくりしたい気持ちをグッと堪えてひたすら勉強です。

大変な時期とは言ってもあと数日です。ここを踏ん張れば合格まであと少しです。

そう思えれば「やるしかない!」ですよね。

思い残すところは無いか

私が5科目合格を重ねてきて思い返してみると、合格した時は共通して「思い残すことが無い状態で試験に臨めた」ということです。

例えば苦手論点の再確認や気になるところの最終チェックなどです。

自分が気に掛かるところが本試験でドンピシャで出題されることは多々あります。

気に掛かったところを思い残したまま、本試験に出題されても後の祭りです。

そうならないためにも、少し時間をとって「気に掛かるところ」をリストアップしてみましょう。

その部分を1週間前、3日前、試験直前にそれぞれ一通り確認しておくと安心して試験に臨めると思います。

合格する人の共通点は「最後まで諦めない」ということ

学習の進捗は人それぞれあると思いますが、なかなかこれまで勉強時間が確保できずに、不安な日々を送っている人も多いと思います。

しかし時間を言い訳にしていてるだけでは良い結果が出るはずがありません。

その環境下で合格を目指して勉強している以上、その中でベストを尽くせるようにしなくてはなりません。

自分次第で最後の数日で一気に合格レベルまで引き上げることも可能です。

実際私自身も4科目目に合格した消費税法は、試験2週間前まで合格レベルに達していませんでしたが、残された時間で徹底的に追い込んで、その年に合格することができました。

税理士試験は本当に最後まで何が起こるかわかりません。数日で結果がひっくり返ることも実際経験してきたし、見てきました。

合格する人の唯一の共通点は勉強の出来不出来ではなく「最後まで諦めなかった人」です。

直前期は余裕が無いぐらいが丁度いい?

初学で挑戦しようとしている人は1年間必死で走り切って本試験の臨むと思うので、余裕なんてそもそも感じられないと思います。

これは再受験の場合で起こり得ることですが、一通り学習し終えた状態で再受験となると、変な自信から生まれる余裕が出てきがちです。

これが非常に厄介なもので、悠長にしていると気付かないうちに初学組に追い抜かれてしまいます。

初学組の本試験前の数日の追い込みでの伸び率は驚異的です。

油断していると、本試験ではいとも簡単に結果をひっくり返されてしまいます。

なので余裕が無い方が勢いで合格に向かって突き進めることができるので、むしろ丁度良いと思っています。

今、再受験を控えている方で思い当たる節がある人は、今からでも遅くないのでもう一度気を引き締め直して、残りの日々を過ごしましょう。

体調だけは崩さないように

試験直前は勉強の最後の追い込みはもちろん大切です。

しかし、それ以上に注意を払わないといけないのが体調管理です。

追い込みすぎて体調を崩してしまっては、本試験でベストを尽くすのが難しくなってきます。

私自身も一度、本試験前に体調を崩して大失敗をした経験があります。

その時に経験したことを記事にしていますので、気になる方は見てみてください。

【体験談】 税理士試験でやってしまった失敗

これでは1年間の積み重ねが水の泡になってしまいます。

勉強時間を確保するには睡眠時間を削るのが手っ取り早いですが、試験が近づくにつれ、体調を第一に考えないといけません。

十分な睡眠時間を確保して規則正しい生活を心がけるようにしましょう。

あと、私自身は食事にも注意を払うようにしていました。

お寿司や刺身などの生ものはこの時期だけは食べないようにしていましたし、暑いからと言ってアイスなど冷たいものもたくさん食べないように控えていました。

スポーツ選手の試合前みたいな感じにはなってしまいますが、後悔しないために試験日に万全のコンディションで挑めるように調整しておくことも、大切な対策です。

2時間で最高のパフォーマンスをして帰ってこよう!

本試験は2時間です。1年間の勉強の成果をたったの2時間で解答用紙に反映させなくてはなりません。

私も何度も体感しましたが試験時間が人生で一番早く感じる時間です。本当にあっという間です。

もちろん「合格」するために受験しているのは間違い無いですが、試験中にあまり「合格」を意識しすぎてしまうと緊張から頭と体が固くなってしまいます。

「合格」は試験の結果によって最後についてくるものです。その結果には試験委員の採点や周りの受験生の出来などが絡んできて外的要因が影響することになるので、現時点の自分ではどうしようもできないです。

今の自分にできることは一つ「2時間で自分のベストを尽くす」これだけです。

あとの結果はなるようになります。ベストを尽くせていれば、きっと良い結果がついてくるでしょう。

その2時間で自分が最高のパフォーマンスができるように、残りの時間で今できることをやりましょう!

この記事を読んでくれた1人でも多くの受験生が、良い結果に結び付きますように。

それでは、また次回。

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