どれだけアウトプットを意識的に実行できるか。インプットに偏らない。

仕事柄知識を取り入れる(インプット)ことが当たり前のようになりつつあるのですが、そのインプットしたことを上手く発揮(アウトプット)するのは簡単ではありません。

どちらかというとインプットに偏ってしまうことが多いです。

アウトプットは自分で取り入れた知識を自分なりに相手に伝えたり答えたりすること。

勉強だったら問題を解いて解答用紙に反映することです。

自分で考えて整理して、それを何かしらの形で自分から外に出す。

インプットは手段であって、最終的にはアウトプットして何かに活かしたいという目的があるからこそやっているわけなので、セットで考えていかなければなりません。

インプットとアウトプットを繰り返していくうちに、取り入れた知識がどんどん定着していきます。

物に例えるとインプットは新しい物を手に入れた状態です。

野球がやりたい思いで頑張って買ったグローブも買っただけでは、まだ手に馴染んでいないカチカチの状態です。

野球を経験されたことがある方は分かっていただけると思いますが、その状態でいきなり試合で使うことはできません。

練習というアウトプットを通して、だんだんと使い慣れて柔らかくなってきて手に馴染んできます。

そこでやっと自分の思い通りに使えるようになってきます。

そうすると野球がやりたいという目的も達成できるし、上手になるというさらに上の目標も目指せます。

知識も同じで取り入れた知識を日頃からアウトプットして使っていけば頭に馴染んできて、仕事に活きてきたり試験では得点を重ねられるようになったりします。

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目次

アウトプットは意識的にやるようにする。

この仕事をしているとインプットは自然と得意になってきます。

勉強する習慣が身についているということもあるかもしれませんが、本を読んだり調べたりして新しい知識を取り入れることに慣れています。

インプットが得意であっても、アウトプットに対して苦手意識を持っている方も多いです。

私自身もその一人でした。

なので意識的にアウトプットをするように心がけています。

相手先のことを考えてアウトプットする内容を選別することは前提条件として(相手が明らかに興味ないことをこちらの都合で一方的に提供するのも違うので)

仕事で取り入れた情報は顧問先に話題提供の一つとして積極的にお話の中で伝えることを意識しています。

ある程度自分の中で整理ができていないと上手く伝えられません。

その準備をすることも一つ知識が身につきやすい要因かなと思います。

実際に準備した話題を持って顧問先と話していると、会話のやりとりで新しい発見や疑問が出てきたりします。

またそれを調べて、整理して準備して次のお話しの機会に磨きをかけてお話しする。

これだけでもかなりの訓練になります。

インプットだけで終わらせてしまうと、その先で得られる発見や疑問に気がつかないままです。

もっと前の段階でいうと、きちんと頭の整理がされないまま止まってしまいます。

すぐに忘れてしまう原因もその辺りにあるのではないかなと思います。

なので「勉強はインプットとアウトプットがセット」という意識を持って取り組んでいます。

アウトプットしないと課題も見えてこない

自分がインプットした知識が問題ないかどうかもアウトプットしてみないとわかりません。

新しい情報だと相手に情報提供していると上手く伝えきれなかったり、相手から質問があって分からない点が出てきたりすることがあります。

様々なことを想定しながら情報を取り入れるはずですが、最初の方はなかなか上手くいきません。

勉強でも講義を聞いたりテキストを読んだりしてインプットした知識をもって、いざテストを解いてみると上手く解答用紙に反映できないということがあります。

このようにアウトプットしていると課題が明らかになって見えてきます。

インプットするだけでは気がつかないようなことが、山ほど出てきます。

出てきた課題を改善するためにインプットをして、それをまたアウトプットする。課題が出てきたらまた改善する。

本当の意味で自分に取り入れるためにはこの繰り返ししかありません。

アウトプットすることが目的で、それを果たすためにインプットという手段がある。

目的と手段を履き違えてしまいがちなので、私自身もですが日頃から意識しておかなければいけません。

それでは、また次回。

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