長時間の勉強時間が確保できなくても、通信学習のメリットを最大限に活かして合格を目指す。

私自身受験生活のほとんどは通信学習でした。

学習専念期から仕事との両立期へと両方を経験しましたが、通信学習の期間がほとんどでした。

その環境に不満だったかというと、決してそんなことなくむしろ良かったと感じています。

(地方なのでその環境に適応せざるを得ない状況だったと言えばその通りなのですが…。)

通信学習に移行して結果が現れてくるまでは、

「通信学習で大丈夫なのか」

「通信学習でも本当に合格できるのか」

という不安は尽きませんでした。

徐々に結果がついてきて税理士試験まで全て通信でやってきて結果に表れている今ですが、当時の自分に戻って声をかけられるなら「心配の必要ないよ」と一言だけ言ってあげたいぐらいです。

むしろ通信学習では私にとってたくさんのメリットを感じました。

メリットと感じるかデメリットと感じるかは人それぞれで異なるかもしれませんが、少なくとも私は通信学習が合っていたと感じています。

私はそのメリットを最大限に活かして合格という結果を掴み取ったと思っています。

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まとまった勉強時間を確保するのが難しい人ほど、通信学習が合っている

私が通信学習で受験生活を送る中で、仕事との両立期から特に通信学習の良さを感じることとなりました。

主には「時間」という点です。

仕事に限らず育児や学業などの傍らで受験勉強することでも同じことが言えてくるかなと思います。

今回は私が実際に経験して感じたことをお伝えするのが中心となるので、仕事との両立を前提としてお話しさせてください。

私が両立期を過ごしてきて特に強く感じたことは

「勉強時間が取れない」

のではなく

「まとまった勉強時間を確保するのが難しい」

でした。

合格するためにはそれなりの勉強時間が必要不可欠です。

その時間をどのようにかき集めるかが大切になってくるのですが、朝早起きしたり仕事が早く終わった日などはまとまった時間を確保することも可能ですが、仕事の繁忙期になるとなかなか難しくなってきます。

それを除くとどうしても細切れのスキマ時間が多くなってしまいます。

私もそうでしたが、出勤帰宅時間や仕事の合間(昼休憩)、お仕事で移動がある場合はその移動時間など、数十分単位の時間でも意識すると結構確保できたりします。

この時間を有効活用をしないわけにはいきません。

通信学習だと講義を自分のペースで受講することができます。

細切れに見ていくこともできるし、特に私が助かったのは倍速再生です。

私は必ず1.4倍速再生にして受講していました。

休憩時間にスキマ時間でその時間に倍速再生で見て、仕事が終わったら続きからみて、家でさらに続きからみて一通り受講する。

本来の講義を通して視聴しようとすると3時間程度かかってしまいます。

通信学習では3時間をまとめて確保できなくても、細切れで視聴できてしまいます。

まとまった勉強時間を確保するのが難しくても、そういった通信学習のメリットを活かしながら工夫することで学習は進められます。

自分のペースで、何度でも

教室講座などリアルタイムの受講スタイルでは、良くも悪くも強制力が働きます。

自分で学習管理するのが難しいことを解消したいのであれば、教室講座の方がメリットを感じられるかもしれませんが

時間の柔軟性を求めているのであれば、通信学習の方が圧倒的にメリットを感じられると思います。

早朝からであっても夜中であっても自分のペースで、いつでも講義を受けて勉強することもできます。

それこそ、通信学習では同じ講義を何度も繰り返し見られます。

講義の途中で止めたり、戻したり、好きなところまで飛ばしたりと、これは教室講座では難しいことです。

学習を進めていくとどうしても苦手な論点や知識が浅い論点がどうしても出てきてしまいます。

何度も繰り返し講義を聞くのもリアルタイムでは難しくても通信学習では自分のペースで、何度でも可能です。

強いて言えば通信で学習していると講師に質問するなど、何かこちらから聞くことに対してハードルが高くはなります。

このあたりも提供先の学校によりますが、通信学習のメニューが充実してきている印象があります。

質問メールが使えたり電話相談ができたりと、一人で学習している受験生の不安に寄り添ってくれるような制度が整ってきている印象があります。

少なくとも私が受講していた税理士試験ではそのような制度がついていました。

そのあたりも上手く利用することで通信学習のデメリットを少しでも払拭することができます。

どこでもできる。場所に縛られない。

通信学習で学習していると、とにかく自由です。

時間もそうですが、場所にも縛られません。

ネット環境さえ整っている場所であれば、職場でも自宅でもカフェでも交通機関の中でも、どこでもできます。

いつ勉強しても良いしどこで勉強しても良いし、自分のペースで何度でもできます。

人によってそれ故のデメリットに感じることはあるかもしれません。

しかし私はこれらがデメリットを超えるぐらいの大きなメリットに感じました。

通信学習のメリットを最大限に活かしつつ、日々の勉強を積み重ねれば結果はついてきます。

どちらにしようか選ばれている方にとっては、それぞれのメリットデメリットを考えて悩むこともあると思います。

少なくとも教室講座だからとか通信学習だからとかは勉強手段の選択に過ぎないため、合否に直接影響するものではありません。

自分に合っているであろう手段を選択して、日々の勉強を積み重ねることができればどちらを選択しても合格はできます。

いままさに通信で学習していて合格できるか不安に思われている方がいましたら、当時の自分に伝えられない代わりに「心配の必要ないよ」と後押しできればと思って、この記事を書いてみました。

参考になりましたら幸いです。

それでは、また次回。

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