周りの意見を取り入れるときに気をつけていること

日々いろんな方とお話ししていると、様々な意見をいただきます。

「〇〇したら良いよ」
「私はこれやって上手くできた」
「これはダメ。こっちが良いよ」

意見をいただくのは貴重なこと。無駄にはしません。

しかし、全て鵜呑みしないようにも気をつけています。

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自分の軸(理想)から逸れていないか

先輩方のお話をいただいていると、全て正しいものと思ってしまいます。

特に自分にまだ経験が浅く知らないことが多い中でお話を聞くと、そのように錯覚してしまいそうです。

周りの方も良心でアドバイスしていただいているため、間違ったことではないでしょう。

だからと言って全て自分にとって正しいものかというと、それはまた別。

中には自分の価値観や考えが違うケースもあるでしょう。

自分の軸(理想)があれば一つの判断基準となって、価値観からズレていることに気が付きやすくなるでしょう。

しかし初めからそんな確立した軸を持つのは難しいし、経験から培われる部分も多いものです。

こんなこと言うと、ベテランの先輩方からすると「生意気な」と思われるかもしれませんが、駆け出しには駆け出しなりの軸(理想)が合っても良いではないかと思っています。

軸から絶対に逸れてはいけないという意味ではなく、時には外れてしまうこともあるでしょうが逸れてしまっても気が付いてすぐに戻ってこられるようにしておきたいものです。

軸に依存しすぎて何も行動できなくなってしまう方が良くありません。

ついつい自分の軸を忘れてしまうこともあるので、定期的に自分の中で思い出す時間を作ることも必要です。

私も節目のタイミングで時間をとって自分の考えや価値観を棚卸しするようにしています。

意識しておかないと、気が付くと思いもよらない方向に進んでいってしまうかもしれません。

自分の中で迷子にならないためにも、気をつけておきたいものです。

とりあえずやってみて考える

他人の意見でいただいたことで、少しでも自分のアンテナが反応したものはすぐに行動に移します。

全て鵜呑みにするのではなく、自分の頭で考えて、目で見て、足を使って行動します。

初動は大胆だけれど、取り入れるのは慎重にというのが私のスタンスです。

そこでは周りの感想などは一切排除です。

  • 自分の目で見て感じたこと
  • 頭で考えて思ったこと
  • 足を動かして気が付いたこと

周りの意見を入れてしまうと振り回されてしまうので、気をつけている部分です。

ちなみに人から聞いた「情報」は参考にします。大事な判断要素なので。

そこからさらに情報を増やしたり広げたりするのは自分の力でやるべきかなと(むやみに人に頼って聞き過ぎない)

自分のためにならないので、周りを頼りすぎるのも良くありません。

自分の体を使って行動していると、自分の本気度がわかってきます。

私自身、このスピード感は大事にしています。

本当に取り入れたいことであれば、真剣に動きます。

行動せずにはいれない状態になるので、取り入れるまで本当にあっという間で早いです。

自分の本気度がわかるので。スピード感があるものは熱量があるうちにどんどん進めていきます。

反対にスピード感がイマイチの時や頓挫している時は、気持ちのどこかで腑に落ちていないということか納得できていないということ。

そういったことはさっぱりやめます。

途中でやめることをマイナスに思われるかもしれません。

時間と労力を投資して諦めたとしても、そこで培った経験は無駄になりません。

諦めるまでに自分の力で行動して得た経験は財産です。

最後に決めるのは自分自身

「引くに引けなくなる」ということもよく聞きます。

人それぞれ事情があると思うので一概にどうかは言えませんが。

私自身は、できることならそう言わない(思わない)ようにしたいものです。

のちのち後悔しないためにも日頃から自分の軸(理想)を磨いて、行動で判断できるようにしています。

周りからどれだけ良いように言われていても、最後に決めるのは自分自身です。

独立している今、やろうと思えば自分でなんでもできる状況になりました。

なんでもできるからこそ、自分を見失しなわないようにしなければなりません。

そういった意味でも軸(理想)を持つこと。それを追い求めることをさらに意識するようになりました。

「自分はどうありたいか」

きれいごとではなく、自分を守るための手段です。

それでは、また次回。

【追記】

税理士として仕事をしていると顧問先で経営理念(会社理念)を掲げている会社様が多くいらっしゃいます。

伸びている会社様は総じてビジョンが明確で、理念を追い求めている印象です。

そして何より、理念を語る社長の顔はすごく活き活きしています。

そういった顧問先の一助になりたいという想いが強くあると同時に「自分も負けてられない」とエネルギーをもらっています。

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