これは私自身も大切にしている行動指標の一つです。
性格にもよってくると思うのですが、私はどちらかと言えば慎重に考えすぎて1歩踏み出すのが遅い方でした。
頭では「とにかく進まないと」とわかっているのに、なかなか最初の1歩が踏み出せない。
やはり色々考えることが先行してしまいます。
もちろん考えることが悪いことだとは思っていません。
今では一番勿体無いのは考えた末、結局何も行動せずに諦めてしまうことだとつくづく思っています。
なので私は「とりあえずちょっとだけやってみよう!」と自分自身を意識的に行動させるようにしています。
考えても見えてくるものに限度がある
何か新しいことに挑戦したいってなったらいきなり飛びつく人は少ないと思います。
まず下調べや情報をかき集めて自分なりに検討するところから始まっていくはずです。
今は情報化社会なので莫大な情報が世の中を飛び交っています。
しかも信用に足る情報かどうかもわからないものまで様々です。
そんな中で考えたとしても見えてくるものには限度があります。
しかもその考えていることが本当に正しいかどうかもわかりません。
結局は動いてみないと分からないことだらけです。
どれだけ先に考えても、行動したらそれ以上にわからないことが出てくる
私が初めてこのブログに挑戦しようと思った時も、ある程度ブログについて考えたり調べたりはしました。
案の定わからないことだらけだったので「ちょっとだけやってみよう!」と、見よう見まねでサーバーの開設からやることを決意しました。
いざやってみると、当然の如く進めるにつれて分からないことの連続です。その都度調べてどうにか解決しようとしながら少しずつ進み、今に至るような状況です。
私のブログの例に関してはまだまだなところではありますが、少しずつ形にはなってきました。
このようなことは、やる前に考えたところではわかるはずもないことばかりです。
ある程度考えて「煮詰まったな…」と思ったら行動してみて、問題が出たらその都度対処するほかありません。
当然できないこともある
行動してみたものの「これは何か違うな」と感じることもあります。
それも行動したからこそ「できないこと」に気づけたわけで、それを以て退くことも一つの選択肢だと思います。
何でもかんでも一度決めたことは結果が出るまでやり遂げないといけないというわけではありません。
得意不得意は必ずあって当然なので、決めたことを無理に執着しすぎる必要は無いと思っています。
やり遂げはできなかったけれど一つの可能性に挑戦できたと思えば、それは「失敗」ではありません。
その経験が次に活かされる時が必ずやってきます。
行動すれば「失敗」は無い
私は税理士としてお仕事をさせてもらってますが、税理士を志して資格を取ろうと行動したからこそ今の自分があります。
税理士になりたいと考えるだけではいつまでもなれませんよね。
そう思えば、自分を変えるためにはやはり行動しなければならないということになります。
行動を躊躇させている一番の原因は、考えているときに頭をよぎる「失敗したらどうしよう…」だと思います。
試験だったら「合格しなかったらどうしよう…」
スポーツだったら「負けたらどうしよう…」
そもそも失敗って何なのか。
【結果が出ない=失敗】 と思いがちですが、最初から結果が出ることってそうそう無いです。
成功がゴールだとしたら失敗はその過程というだけであって、その過程で諦めれば失敗だし貫き通せば成功できるものと考えています。
私は税理士試験でたくさんの失敗をしてきました。でも今では合格して税理士になれてます。
決して税理士になることだけが「成功」という意味では無いですが、行動を貫き通した結果だと考えています。
お金では買えない経験が得られる
行動すればたくさんの困難や試練に立ち向かい、そして最終的には成功という経験を得ることができます。
これだけはお金でも買えない貴重な体験です。
もちろん行動しなければ、そのような経験は得ることができません。
何がきっかけで自分が変わるかもわかりません。
考えるだけで終わってしまい、何もできないことが本当の意味での失敗です。
私は一度きりの人生、年齢を重ねても自分の可能性は無限大と思って、気になることには果敢に挑戦する自分でありたいです。
最後は自分の決意表明みたいになってしまいました…。
行動することに躊躇されている人へ、少しでも勇気が与えられましたら幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
それでは、また次回。
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