何かの勉強や練習の日々を送る中で毎日がやる気に満ち溢れていれば、それ以上のことはありません。
どうしても「今日はやる気が起きない」という日が出てきます。
モチベーションをどうにか上げてから取り組もうとしても、それもなかなかうまくいかない時があります。
「やらなければ!」という気持ちはある。けれども「やる気が起きない…」という葛藤を続けていると、精神的にもストレスになってきます。
最初に手を付けさえすれば、続けるのは割と簡単です。
その取り組む最初のハードルが高いからこそ「やる気が起きない」ということになりがちです。
こういう時は「とりあえず、ちょっとだけ」で良いので取り組んでみると、すんなりと続けられるものだと思っています。
0から1にするのが大変
「休み明けの仕事でやる気が起きない」
「勉強をしようと思ってもやる気が起きない」
こういった経験はないでしょうか。
仕事なら職場に行くとやらざるを得なくなるという状況が影響するのもありますが、手をつけさえすればそこから先は何だかんだ順調に業務をこなせるかと思います。
始めてしまえば段々と集中力が高まってきて気づけば数時間やっていた。なんてこともあります。
休みや長時間休憩することによって一度やる気スイッチがOFFになってしまうと、そこからスタートするときは結構なエネルギーが必要です。
かといって休みを無くす訳にはいきません。休息もとても大切です。
ではオンとオフの切り替えをどうやってするか。
私も勉強する日で「今日はやる気が起きないな…」という日があります。
その時は「とりあえず、ちょっとだけやろう」と、とりあえず机に向かったり教材を持ったりします。
そうすると「最初はちょっとのつもりが、気がつけば小一時間やっていた」
ということが結構あります。
最初にヨイショが要りますがそこさえクリアしてしまえば、あとは何とかなります。
最初にすることは「決めておく」こと「簡単なことにしておく」こと
「勉強しなきゃ…」では漠然としすぎていて、「ちょっとだけでもやろう」という気持ちにもなりにくいです。
なので、最初に取り掛かることを具体的に決めておくことも大切です。
「とりあえずテキストのこのページを読もう」とか「とりあえずこの問題を解こう」みたいに具体的にです。
やるべきことが明確になっていれば取り組みやすくなるものです。
そこから先のことは特に考えてなくても、段々とやる気が高まってくれば自然と「これもやってみよう」となるはずです。
普段はきっちりスケジュール組んで取り組むような人も、日によって「やる気が起きない日」はそんな感じのスケジュールでも良いと思います。
あと、最初に取り掛かることはできるだけ簡単な事にすること。
最初から重たい作業や勉強を計画していると、どうしても取り掛かる前にその分大きなエネルギーが必要になってきます。
例えば、いきなり「2時間の問題を解く」より最初は「昨日の復習をサッとしてしまう」ぐらいの方が取り掛かる前の気持ちとしては楽になると思います。
私も朝にブログを書く時が多くあるのですが起きていきなり記事を書くのではなく、読書を軽くしてから書くことがよくあります。
最初の軽い作業は準備運動のような感じです。
運動でもいきなり全力で動いてしまうと、怪我をしてしまいますよね。
「やる気」もよく似ていると思います。
自分の中の準備運動を決めておきましょう。
ハードルはできるだけ下げておく
どうしても「頑張らなきゃ!」とか「しっかりやらなきゃ!」と気持ちが空回りしてたくさんの量を計画してこなそうとします。
モチベーションが高い時はそれでもこなせるので問題ないですが、そんな日がずっと続くとは限りません。
気持ちがついてこれない日が続いてしまうと段々とストレスが溜まってしまいます。
それが重なって次第に取り組んでいることから挫折してしまったり行き詰まったりといったことが起こってしまいます。
そうならないために、やる気が出ない日をどうやって過ごすかを考えておきましょう。
ハードルを下げて「とりあえず、ちょっとだけ」の気持ちで取り組む自分を認めてあげることが大切です。
「ちょっとでも続けてやっている」だけでも自分が思っている以上に凄いことをしています。
なかなかできることではありません。
「そんな自分、偉い」と自分を褒めながら(心の中で)毎日を乗り切っていきましょう。
それでは、また次回。
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