収納で使っている棚ですが、かなりゆとりを持って使ってます。
無駄な空間と言われればそれまでですが、意識的にそのような空間にしています。
収納(片付ける)だけの目的でしたら、もう一回りコンパクトな収納棚でも良かったのですが、あえて大きな方を購入して使っています。
『収納』でもあり『インテリア』でもある
感覚的なことかもしれませんが、限られた空間に物がパンパンに詰まっているより、ポツンと物が一つ佇んでいる空間を見る方が好きです。
なので、普段よく目に入る空間はそうなるようにしています。
周りから見たら「スカスカ」とか「無駄な空間」と思われるでしょう。
現に言われたこともあります。
収納でもあるのですが、私はインテリアの感覚で物を置いています。
全部というわけではなく、バッグや時計、アクセサリーなど、毎日身につける物だけです。
それ以外は他の収納場所に、それなりにしっかり詰めて収納しています。
なので私の中で収納は2パターンあって
- インテリアを兼ねている収納(見せる収納)
- 片付けとしての収納(隠す収納)
バッグや時計、アクセサリーは毎日使う物なので、その空間を毎日見ることになります。
なので自分が好むように余白を存分にとっています。
毎日使わないような物は別の箇所に整理して詰めて収納しています。
他の人が来て見ても、見せる収納部分しか見えないので、
「持ち物少ないね」
「持ってるのこれだけ!?」
みたいな感想を言われたりしますが、実は他の箇所にしまっています。
あふれるほどはありませんが、少なくとも見えている以上は持っています。
目に入る収納にギッシリ物が詰まっていたら圧迫感がありますが、スッキリしていると部屋全体が洗練されたようなミニマルな空間に見えます。
見せない収納場所に収納する物も、その収納場所に入る分しか持たないように意識することが大事です。
これだけで目に入る空間に物が溢れ出てくることはありません。
見せる収納は余白を意識して収納でもあるけれど、部屋のインテリアでもあるところ。
隠す収納は決めた箇所にまとめて収納する。
隠す収納箇所が増えすぎてしまうとせっかくの空間が圧迫されてしまいます。
物が増えてきたらすぐ収納を増やすのではなく、本当に必要な物なのか考えること。
普段から不要なものは手放したり整理しておく習慣を身につけておくと、限られた収納場所でも困ることはないかと思います。
自然とお気に入りの物だけを残すようになる
自分が作った空間を一番見るのは、当然ですが自分です。
なので自分が一番居心地が良いと思える空間を目指さなければなりません。
見せる収納場所に置く物は数も限られているので、厳選する必要が出てきます。
私が見せる収納場所の空間に置いているのが、
- 時計
- 指輪
- バッグ
- いつもセット
これだけです。
時計と指輪は1つずつ。バッグは3つ置いてます。
バッグはその日の仕事の動きで使い分けていたりするので、3つです。
無理して絞りすぎないのも大事。減らせば良いってものでもありません。
使う物は残すべきです。
いつもセットというのは、毎日バッグに入れて持ち歩くものです。
手ぶらで外出する時以外はこのセットがマストアイテムです。
- 車のキー
- 財布
- ペンケース
- ポーチ
- サングラス
いつもセットも厳選して、本当に外出先で必要な物だけです。
良いサイズ感のジュエリートレイがあったので、それに置いて保管してます。
余談ですが、いつもセットを決まった場所に毎日戻すことで、忘れ物することが無くなりました。
今まではポーチを忘れたり、車のキーを忘れて車の鍵が開かずにまた部屋まで取りに帰る、なんてことが多々ありました。
特に昨日と今日のバッグが違うような時によくやっていました。
トレイに乗っている分は最低限必要な物なので、残っていればすぐに気が付きます。
話を戻します。厳選した結果、これだけ残りました。
まだ置こうと思えば置くスペースは十分ありますが、今の私はこれだけで十分です。
空いている箇所がありますが無理に置くのも違うので、これはこれで良しとしています。
毎日外出の準備をする時にその収納棚を開けるのですが、時計を付けて指輪をはめて、バッグの中に必要な物を入れてと、なんでもないような時間ですが私の中で大事にしている時間です。
朝慌ただしく準備するのではなく、ゆっくり今日1日のことを考えながらお気に入りの物を身につけて準備する。
これだけで落ち着いて1日のスタートが切れます。
そして1日を終えて帰ってきた時も、1日を振り返りながら物を定位置に戻していきます。
ちなみに、腕時計と指輪は毎日戻す時にサッとクロスで拭いてからケースに戻してます。
バッグも雨に濡れてしまったらすぐに拭き取り、ホコリが気になったらブラッシングしてから戻します。
拭くのもブラッシングもほんの数秒、それだけでも十分綺麗に保ててます。
限られたお気に入りの物だけを残していれば手入れも行き届くので、より大切に使えています。
いざという時の一時保管所
普段から余白のある収納にしていれば、いざという時の一時的な仮置き場としても使えます。
望まないケースですが、急に物が増えてしまうことも無きにしも非ずです。
私の場合、あるとしたら一時的な預かり物がほとんどです。
この仕事をしていると、資料を預かることがあります。
確定申告の資料となると請求書やらレシートやらの書類関係を一式、確定申告が完了するまでお預かりすることになります。
普段の収納でいっぱいいっぱいだと一時的に物が増えてしまった時に収納場所が足らず、部屋の一部の見える場所に置いてしまうことになってしまいます。
保管上よろしくないですし、何より私自身も気持ちが良いものでもありません。
ゆとりのある収納にしていればその時だけ詰めて収納して、預かった物の保管場所を確保することもできます。
急に一時的に物が増えても部屋が圧迫することなく、いつも通りの空間を維持できます。
とは言ってもいつもの余白ある収納でなくなってしまうので、できるだけ早くいつもの状態に戻そうとします。
預かった資料を早く返却しようと仕事も早く進めようとするので、早く取り掛かるきっかけにもなってくれます。
余白のある空間は見た目スッキリで気持ちが良いものですが、精神的なゆとりを与えてくれます。
持ち物全てを見せる収納にする必要はありませんが、毎日使うお気に入りの物だけでもインテリアを兼ねるような収納場所を作ってみることも一つ、面白いですよ。
それでは、また次回。
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