税理士試験受験生として繁忙期をどう乗り越えるか

税理士業務に携わりながらの受験勉強となると、避けて通れないのが確定申告の繁忙期。

精神的にも体力的にも大変な時期です。受験生にとって試練のような時期でしょう。

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山場の繁忙期

専門分野に特化した事務所でない限り、どの事務所も個人の確定申告時期である2月〜3月が年間で1番の繁忙期になるのではないでしょうか。

私の事務所も例外なく、その時期が繁忙期です。

年末調整から落ち着く間もなくこの確定申告時期に突入するので、年末年始あたりから繁忙期のイメージがあります。

仕事しながらの勉強となると、この時期が本当に大変です。

仕事と勉強とのバランスが、今までと同じようにするのがなかなか難しくなってきます。

税理士業務に携わっている以上避けては通れないところで、この時期を上手く乗り越えられるかどうかが大きなカギとなります。

勉強することが精神安定剤

息つく間もないぐらいの量の仕事をこなさなければならない日々を過ごしていると、普通なら「休日はゆっくりしたい」と言う気持ちが出てくるように思われます。

実際のところどうだったかというと受験生だった時はゆっくりしたいと言う気持ちより、

「勉強したい!」

この気持ちが圧倒的に勝っていました。

このブログを読んでくれている方も共感してくれるのではないでしょうか。

周りからは若干引かれてましたが…。

勉強したい気持ちと思ったような勉強ができない現実に挟まれてしまうと、気疲れしてストレスが溜まってしまいます。

ゆっくり休息を取らないと疲れが溜まってストレスに繋がると思われるかもしれませんが、逆です。

勉強することで、むしろ気持ちが楽になります。

勉強が精神安定剤とは良く言ったもので、本当にそう思います。

仕事に追われる毎日だからと言って、勉強を諦めて後回しにしてしまうと合格が遠のいてしまいます。

ちょっとでも良いので毎日勉強はしましょう。

この時期の1日を極端に分けると仕事するか勉強するか寝るか。

娯楽というものは無かったですね。

そんな生活でやっと勉強時間を捻出したとしても十分確保するのは難しいです。

理論暗記やって計算問題も解いて、総合問題も解いてって、なかなかこの時期にそこまで詰められないでしょう。

でも大丈夫。

この日は理論暗記。明日は個別問題。週末は総合問題1題。

小間切れでも良いのでやるべきことを少しずつ進めていきましょう。

理論暗記とか個別問題だったらまとまった時間でなくても隙間時間でもできます。

朝少し早く起きてやればそのぐらいの勉強時間は確保できます。

この時期は社会人受験生として、試験に対する本気度が試されます。

慌てず、今は耐える時期

この時期はある程度割り切った上で「無理なくできることをやる」ぐらいでちょうどいいかと。

無理に詰め込みすぎて計画倒れが続いてしまうと、それだけで気が重くなってしまいます。

「今日は理論マスター開いて理論回せた。よし」

「今日は個別問題だけだったけど数題解けた。よしよし」

この時期は疲労との闘いでもあります。体調は崩さない程度に。

私が今記事も書いているのが繁忙期真っ只中です。食事を数分で済ませて空き時間に書いてます。

この後すぐに仕事に戻ります。

受験生だったころは、この時間が勉強時間でした。

わずかな時間でもかき集めて、やるべきことを少しでも進める。

足らずは繁忙期を乗り越えてから追い上げましょう。

まだまだ慌てる時期ではありません。

それでは、また次回。

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