私はこれまでで思い出す限り、失くし物をしたことがありません。(のはずです)
「あれどこ行った?」とか「どっかに落として行方不明…」という経験もありません。(のはずです)
というのも身の回りの物がすぐ把握できるように自分の中で定位置があるからです。
これは家の中でもそうですし、外出のバッグの中も同様です。
なんでそんな事をしているかというと、私は探す行為にストレスを感じるからです。
それが嫌なので、極力探すという行為をしなくてもいいように物を決まったところに置く習慣を身につけています。
帰ってもめんどくさがらず、バッグの中身を出して定位置に戻す
自宅に帰ったら、ついついやってしまうのが持っていたバッグの中身をそのままにすることだと思います。
スマートフォンだけ取り出して、あとはバッグの中身はそのままの時って無いでしょうか?
私は帰ったらすぐにバッグの中身を全て取り出して空のバッグを定位置に戻して、中身もそれぞれ元にあったところに戻しています。
「めんどくさ!」と思われるかもしれませんが、これをすることで外出中に無くしていないか確認できますし、元に戻すことで次使うときに探し回ることもありません。
定位置は物の住所のようなイメージ
私は物の定位置というのは一つ一つの物に住所があるようなイメージを持っています。
模様替えや家具の配置換えで定位置が変わることはありますが、それ以外でむやみに変えることはありません。
一度住所(定位置)を決めたら、使った後はそこにきちんと戻す。
これを当たり前のように徹底するだけです。
なのでメガネを外して目が見えない状態でも、停電で真っ暗でも特定の物を持ってくる自信はあります。
「一つ一つの物にそんな定位置なんて作れないし、キリがなくて覚えられない」
このように思われるかもしれませんが、ではその身の回りの物たちはそもそも全て必要なのでしょうか?
必要かどうかはその人次第なので何も言えないですが、そのような視点から一度身の回りの物を見直してみるのも良いかもしれません。
必要な物が必要なだけあれば、探したり無くしたりする可能性も低くなります。
バッグの中も決まった場所に決まった物を入れておく
バッグの中に入れっぱなしにすることはないので、毎日外出前はその日に必要な物を選んでバッグに収納することから始まります。
物を選んで意識的にバッグ入れることで中身を把握しているので、いざ外出先で必要になった時にもサッと取り出すことができます。
反対に日常的に中身の見直しをしなかったり放り込んだりしていると持ち物の把握ができていなくて、外出先で困ることになってしまいます。
物を大切にすることにもつながる
こうやって物を扱うことで自然と身の回りの物を大切に扱うようになります。
朝、外出する時に物をバッグに入れる時は「今日もよろしくね」
夜、帰宅してバッグの中から定位置に戻す時は「今日もお疲れ様」
自分が選んで手に入れた物なので、どうせなら大切に使いたいですよね。
買う時の意識も変わってくる
こんな持ち物に対する意識を持っていると、次に物を買う時も「自分が大切に使える物(お気に入り)と思えるものだけを買おう」という気持ちになるので、買い物に対する意識も変わってきます。
少なくとも衝動買いは無くなります。
かくいう私も最初からこんな考え方ではなかったので衝動買いしていた時期もあったし、勢いで買ってしまった経験もたくさんしてきました。
思い返してみると買ってしまったから仕方なく使っていた物や、買ったけど使わないのがほとんど…。
過去にそうやって買ってしまって使っていない物は欲しい人に譲ったり、売るなどして大事に使ってくれる人の手に渡ることを願って手放しています。
生活を豊かにするために物を買うはずが、増えすぎるとストレスになってしまうこともあります。
そうならないように日頃から身の回りの物を管理して整理することを心がけましょう。
それでは、また次回。
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