何事も結果を出すためには過程が必要です。
1日やればすぐに結果が出るようなものでもありません。
自分にとって大きな目標であればあるほど、それだけ時間と労力は必要でしょう。
そのためには『続ける』ことができなければいけません。
続けるためには、自分に合ったペースを把握することが大切だと思っています。
そのペースを自分に合わないぐらい過度にしてしまうと、どこかで無理が出てきて続けられなくなってしまいます。
最初の方はモチベーションも高い状態で続けられるでしょう。
しかしそのモチベーションだけに頼って勢いにまかせていると、次第にモチベーションもだんだんと下がってくると、それに伴ってやる気も落ちていきます。
よくモチベーションの基になるのが、自分以外の外からの刺激です。
外部の刺激を受けるとモチベーションも高くなり、受け続ければそのモチベーションも維持しやすくなります。
資格試験でも学校に通うメリットにもなる1つの理由ですね。
受験期間中は常にそのような刺激を受け続けて合格まで乗り切るといった感じです。
しかし目標を達成するために外部の刺激が受け辛い環境にある場合はどうでしょう。
例えば、
- 資格試験の勉強をしているが、近くに通う学校が無い
- 自分一人で何か達成したい目標がある
- 一人でトレーニングをしている など
そうなってくるとモチベーションの主体が自分自身となるので、自分でコントロールするしかありません。
何も意識しないとやる気にムラが出てしまい、次第に頓挫してしまいます。
どっちで1日を終えられた方が明日にとって良いか
私は「もうちょっとやりたいな」で敢えて止めておくことが明日へのやる気に繋がるようなタイプです。
言葉で表現するのは難しいのですが、中途半端に止めてしまうということでは決してありません。
その日のやるべきことはしっかりやった上で、あともう少しやろうと思えばできるということがあります。
例えば資格試験の勉強でも、問題を解いていて今日のやるべき箇所はしっかりやった上で「もうちょっとできそう」と思ったとしても、それは明日にする。
トレーニングでも「今日のメニューに上乗せてこのトレーニングもできそうだな」と思っても、それは明日にする。
その「やりたい」というモチベーションを今日使わずに、明日使うようにするような感じです。
確かに『その日のもう少し』をやり切ることでさらに達成感を覚えられることは間違い無いです。
そのペースで明日も明後日もその先ずっと同じように続けられるのだったら、それが一番良いと思います。
私は自分自身においてはそれが難しいと感じたので『長く続ける』ために、そのような事を意識しています。
その1日で使い切って達成感を覚えるより、今日と明日のモチベーションにムラができないように1日を終えられるようにした方が私にとっては『続ける』ためには良いと思っています。
次第に習慣になっていく。
行動に移して最初の方はそうやって自分をコントロールしながら目標に向かってコツコツと続けて行きます。
次第にその『続ける』ことが自分にとっての『習慣』になっていきます。
ここまで来れば、続けることは苦に思わなくなります。
反対に、習慣になっているとやらないことが苦に思うようになります。
- 勉強することが習慣になると毎日やって当たり前。
- トレーニングも決まったペースでやるのが当たり前。
私も受験生の時は勉強するのが習慣で当たり前だったので、やらないことにストレスを感じていました。それは合格した今でも勉強内容は変われど、学ぶ姿勢は続いています。
トレーニングもしていますが、それも決まったペースを守って必ず行っています。
そしてこのブログ更新。感じて思ったことをこのように文章にする習慣が身についてきました。それが今でも順調に続いています。
長く続けるものこそ、モチベーションに左右されずに自分に合ったペースで続けられるように、
「明日にしよう」
ネガティブに捉えられがちな言葉ですが、私は余裕を感じられる言葉で結構好きです。
それでは、また次回。
コメント