【仕事と勉強】社会人受験生の1日ルーティーン

前回は受験専念期の1日ルーティーンを紹介しました。

【簿記検定・税理士試験】受験専念期の1日ルーティーン

私は受験専念期を経て仕事を始めて社会人として、そして受験生として両立期を経験しました。

ここから先は合格するまではずっと仕事をしながらの受験生活を送りました。

今回は仕事をしながら勉強をする受験生活を1日ルーティーンと題してまとめていきたいと思います。

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目次

平日の平均勉強時間は3時間〜4時間程度

平日の日中は仕事で拘束されるため基本的にまとまった勉強時間は確保できません。

平日に勉強するタイミングは大きく3つ。

  1. 朝起きて支度をするまでの時間
  2. 日中のスキマ時間
  3. 仕事が終わって寝るまで

朝起きて1時間から1時間半程度勉強時間を確保して、仕事が終わってから2時間から2時間半程度確保するようにします。

これで3時間〜4時間の勉強時間を確保できます。

まとまった勉強時間は何をするか決めておく

両立期はまとまった勉強時間が本当に貴重な時間です。

その時間はできるだけ有効活用したいものです。

すぐ取り掛かることができるように、あらかじめ何の勉強をするのか決めていました。

それが学習計画でもあるのですが、月単位、週単位、1日単位で落とし込んでその日やるべき勉強を計画しておきます。

「朝はこの論点の復習と前日覚えた理論の覚え直し」

「この日は仕事が終わったら過去問題を解いて、次の日の朝はその過去問の復習」

学習計画を立てると「今ある時間でやるべき勉強がどれだけやれるか」が視えてきます。

時間的に厳しそうならスケジュールし直して調整するようになるし、余裕が出てきたら手が回ってなかった部分にも着手したりできます。

必ず計画を立ててそれに沿って勉強をしていきます。

スキマ時間を大切にする

「日中の仕事している時間は勉強はできない」

これは思い込みです。

そんなことありません。

私は勉強時間で一番意識したことは「スキマ時間をどれだけ意識して確保できるか」です。

たった数十分でも積み重ねれば大きな時間になります。

昼食を早く済ませて昼休みをできるだけ空ける。

移動時間がある場合はその時間に勉強ができるように常に教材を持っておく。 など

工夫次第で勉強時間を確保することは可能だと思います。

その時間をどう使うかは人それぞれですが、ちょっとでも勉強時間をかき集めたい私は意識してスキマ時間を見つけては勉強するようにしていました。

特に理論暗記はこのスキマ時間が中心でかなりの量を占めていました。

あの税理士試験の一番大きな壁と言われる理論暗記をスキマ時間で乗り越えたと考えたら、塵も積もれば山となるとはこのことです。

無理をせずに睡眠時間は十分に確保する

睡眠時間を短くして夜の勉強時間を長く確保することも考えました。

それこそ専念期は睡眠時間3時間程度で夜遅くまで勉強して早朝から勉強をする毎日でした。

結果的にそのような生活をすることは仕事を始めてからはしませんでした。

仕事と勉強していると、どうしても疲労は溜まっていきますので、体調のことは意識的に気をつけるようにしていました。

それでもたまに体調崩してしまうこともありました。

ずっと同じコンディションを整えるのは正直大変ですが、それぐらい仕事と勉強との両立はエネルギーが必要です。

体調管理の一環としてまず、睡眠時間はしっかり確保するようにしていました。

それに睡眠不足が続くと、集中力も落ちてきて勉強効率も下がっていきます。

少ない時間でも意味のある勉強をするためにも、睡眠は必要な時間として無理に減らさないように心掛けていました。

休日は平日にできない勉強をする

休日はまとまった勉強時間を確保しやすいので、平日にできない勉強を中心にこなしていくようにします。

反対に平日は短時間でできる勉強を中心にこなしていくようにするので、この辺りも意識して学習計画を組むようにしていました。

講義の視聴したり答練を解いたり、ゆっくり時間を確保して克服したい論点の復習したりと、平日でするには時間的に厳しいことを中心に取り組んでいきます。

休日はいろんな場所で勉強していました。

周りからはよく「休日もずっと勉強して大変だね」と言われたりするのですが、

私はよくカフェとかで勉強するので、リフレッシュも兼ねています。

むしろそこに行くのが楽しみの一つでもあったので、自分で大変なことをしている実感はありませんでした。

勉強時間にしたら10時間以上はしていました。

さすがに1箇所のカフェで10時間も滞在すると迷惑になるので、

午前中は自宅で勉強して、午後からカフェに行ったり予備校の自習室で勉強したり。

1日で2、3箇所ぐらい回っていることが多かったように思います。

仕事も勉強も全力で

受験生の皆さんには共感してもらえることだと勝手に思ってるのですが、受験生活を送っていて1番のストレスは何か。

「勉強がしたいのに思うようにできないこと」

勉強することが習慣になっていれば、勉強しないことがむしろ違和感に感じるようになってきます。

仕事を頑張るのはもちろんですが、仕事があるからといって勉強が疎かにならないように勉強時間もしっかり確保する。

本当に仕事が忙しくて勉強時間の確保が難しくても「どこかで確保できないか」と考えるようになります。

勉強できない日が続けばストレスも溜まっていきますし不安も募ります。

これが続くと最悪の場合、挫折に繋がってしまいます。

こんな時はスキマ時間だけでも勉強しておけばその辺りは解消できたりします。

そうやって忙しい時をどうにか乗り越えて、また遅れを取り返すかのようにガッツリ勉強する。

学習専念期から仕事との両立期の両方を経験してきましたが、なんだかんだ両立期の時が楽しかったなと今になって思います。

限られた時間で自分ができることをコツコツと続ける。

やがてそれが結果になって出てくる。

結果になるまで時間がどれぐらいかかるかわかりませんが、続ければ結果が出ることも身をもって経験しました。

決して楽な道ではありませんが、どうせやるなら仕事も全力で勉強も全力で。

自分で決めて踏み入れた道なので、自分を信じて毎日歩いていくしかありません。

それでは、また次回。

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