【理論暗記】理論は忘れて当然。どれだけ本試験までに忘れては覚え直してを繰り返せるか

税理士試験の勉強をしていて、ほとんどの受験生の一番の悩みの種になる理論暗記。

「たった1ページ覚えるだけでも何時間もかかる」

「頑張って覚えた理論が翌日にはすっかり忘れている」

時間をかけて覚えた理論が、1日も経たずにすっかり忘れてしまうと「自分の頭に問題があるのか…?」

と自分の記憶力を疑ってしまう程です。

特に通信学習をしていたり周りの受験生と関わる機会が少なければ、自分の事しかわからないので余計に不安になります。

私自身も受験勉強をしている時は本当に不安でした。

しかし今となって分かることは「一部の人を除いて、みんな同じ」です。

あんな膨大な量と複雑な文章を一度覚えただけで、ずっと覚えてられる方が不思議です。

「忘れてはいけない」と思いながら理論暗記しているとストレスも溜まるし慎重になりすぎて、なかなか進みません。

理論を定着させるコツは何度も何度も繰り返すことです。

そのためには「忘れて当然」と少し割り切るぐらいの気持ちがあった方が良いと思ってます。

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目次

覚えたことも、時間が経てば必ず忘れる

理論に限らずですが、覚えたことも放っておくと必ず忘れます。

なので復習(繰り返す)することで忘れたことを思い出す作業が必要です。

エビングハウスの忘却曲線をご存知の方も多いと思います。

これによるとたった1時間経っただけで覚えたことの約50%、1日経てば約70%忘れてしまうようです。

私自身も実際覚えたことのうち、具体的にこの割合だけ忘れているかどうかはわかりませんが、感覚的に理論暗記をしていると「次の日はさっぱり忘れている」と感じることが多かったです。

学習内容によっては得意な論点で頭にすんなり入ってくる感覚を覚える事もあります。

それでも時間が経つとあっという間に忘れてしまうものです。

税法の理論は複雑で理解するのも覚えるのも大変です。

苦労して覚えた分、忘れてしまった時の喪失感は大きいものです。

「せっかく覚えたのに、また覚え直さないと…」

人間は忘れる生き物とよく言われますが、この時ばかりは「あまりにも忘れすぎだろ…」と少しばかり自己嫌悪に陥ってしまいそうでした。

繰り返していくとだんだん忘れにくく、思い出しやすくなる

学習を始めて最初の方は「忘れるのは一瞬」と感じるぐらい忘れるまでが早いです。

挫けずに何度も復習するわけですが、復習しても時間が経てばやはり忘れます。

復習しては忘れて、また復習しては忘れ…。

忘れる経験を何度も何度も繰り返していくことになります。

この繰り返しをしていくと本当に少しずつですが、

忘れるスピードが遅くなります。

そして思い出すスピードが速くなります。

これは自分で自覚するのが難しいぐらい、徐々にです。

何度も繰り返していくと途中で挫けそうになってきますが、自分の頭の中では着実に成長しています。

繰り返す目的はこの忘れるスピードを極力遅くして、思い出すスピードを速くすることです。

忘れること前提ですが、繰り返すことで徐々に頭の中で理論を定着させる労力が少しずつ減っていきます。

最初の方は1題の理論が5時間かけて覚えていたのを忘れて次に覚える時は4時間、次は3時間…。

実際はもっと細かく刻まれて徐々にですが、時間も短く復習できるようになります。

この回数を増やしていくと最終的にはパッと理論集を確認すると、頭の中ですぐに思い出せて暗唱もできるようになります。

今まさに苦労して覚えている理論が最終的にそんなスラスラ出てくるようになるなんて、今は想像もできないかもしれませんが、繰り返していくと本当にできるようになります。

最初の方はあの膨大な理論の量を目の当たりにして「こんなの本当に覚えられるのかな…?」と半信半疑ながら理論暗記を続けていたら、本試験までには全部覚えられているから不思議なものです。

本試験までどれだけ覚えては忘れてを繰り返してきたか

本試験には可能な限り、多くの理論を高い精度で頭の中に入れて臨む必要があります。

学習量が多いとされている法人税法は、私が受験していた当時でも理論集の題数が100題を超えていました。

この数を本試験までに持っていくためには、それまでに可能な限り暗記を繰り返しておく必要があります。

最終的には本試験までに覚えて臨む理論を、前日1日で全て確認できるぐらいに思い出すスピードを上げておく必要があります。

「そこまで達していると、忘れるスピードも遅くなっているはずだからそこまでしなくてもいいのではないの?」

と思われるかもしれませんが、合格するためには本試験までに暗記精度を最大限に高めておく必要があります。

忘れるスピードが遅くなっているとしても忘却は着実に進んでいることには違いないので、精度が落ちています。

これを極力少なくするためには、前日ないし直前に一通り覚え直しをして精度をグッと引き上げた状態で本試験に臨みたいのが理由です。

本試験直前に膨大な量を覚え直して少ない時間で確認できるまでにするためには、日頃から暗記を繰り返してそれが実践できる状態にしておく必要があります。

日頃の暗記作業が疎かになっていると直前にこのサイクルができなくなり、本試験での理論の解答で合格答案が作成できない。ということになってしまいます。

「忘れる」のは、全員同じ。自分だけではない

「こんなに忘れるのは自分だけなんだ…」

「自分の物覚えが悪いから理論ができないんだ…」

という不安が尽きないと思います。

でも他の受験生のほとんどが同じ心境です。

みんな毎日悩みながら覚えては忘れてを経験しています。

その中で最後まで挫けずに理論暗記を積み重ねて本試験に臨んだ人が合格するのが、この税理士試験です。

忘れやすいなら、忘れにくくなるように覚え直す機会を増やす学習計画を組む。

人より物覚えが悪いと感じるなら、人よりたくさん暗記する時間を確保できるように時間を確保する。

合格したいのであれば、できないことをできるようするために逆算しながら毎日の学習を積み重ねていくしか方法はありません。

理論暗記は近道が一切なく、一番地味な学習内容です。

だからこそ、最後までやり遂げた人は必ず結果が出るようになっています。

最初は到底できないことでも、本試験にはできるようになっています。

それが日々の積み重ねの力だと思っています。

それでは、また次回。

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