【体験談】アタッシュケースを実際に使ってみて感じたメリット・デメリット

COCOMEISTER クリスペルカーフ・アンスバッハ(グランツネイビー)

私がお気に入りの物の一つとして使っている仕事用のバッグ。もとい、アタッシュケース。

周りからは「使いづらそう…」とよく言われます。

その通り!すごく重たいです(本体だけで1.9kg)

しかも開ける時はどこかに置かないと開けられません(持った状態でちょっと中身の確認というのができない)

したがって利便性は決して良いとは言えません。

他にも軽くて持ち運びやすく、サッと中身が取り出せる利便性に特化したバッグも持っています。

そんなアタッシュケースを使っているわけですが、私にとって利便性を超えた魅力があるからこそ使えるわけで、機能性や利便性を満たすものではないので、使う以上はその辺りは割り切って使わなければなりません。

アタッシュケースを使って感じたことは、これに限らずですが自分が気に入って使っているものは必ずしも便利なものとは限らないなと。

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目次

英国紳士に憧れて

少なくとも私の周りではアタッシュケースを仕事で使っている人は見かけたことはありません。

なぜアタッシュケースを買うに至ったのかというと、元々服が大好きで服の中でも特にスーツが好きでした。

その中でも美しく着こなすイギリス人のスーツスタイルが私にとって一番の憧れになり、勉強させてもらうことが多かったのがきっかけです。

調べていくとバッグにも派生していって、ふと目についたのがアタッシュケースでした。

自覚はなかったですが、当時からクラシックな雰囲気が好きだったのだと思います。

そこで追い打ちをかけるように「マイ・インターン」という映画を見たのですが、そこでロバート・デ・ニーロが演じるベンが持っていたアタッシュケースを見て一気に触発されました。

アタッシュケースと一概に言っても、アルミ製や革製の素材の違いで雰囲気も全く違えば、値段もピンキリです。

実際調べてみるとなかなか販売店が少なく、本当にこだわる場合はオーダーメイドで作られている人も多いことを知りました。

私自身そこまで素材や製法に詳しいわけではなかったので、オーダーメイドは少々敷居が高いなと感じたので、既製品で自分にとって良いものはないか探していました。

そうして色々調べているとココマイスターというお店のオンラインストアを見つけました。

ココマイスターは革製品の財布やバッグ等、求めていたアタッシュケースも多くラインナップされています。

まず驚いたのが、画像からでも伝わる高級感。

そしてアタッシュケースのラインナップをみてピンときました。

「これが良い!」

しかし価格もそれなりだったこともあり、画像だけで判断してオンラインショップで買う決断ができませんでした。

そうなると実物を見て判断するしかありません。

住んでいる香川県にはココマイスターの店舗は無く、一番近くて神戸の店舗です。

アタッシュケースを買うためだけの遠征です。

ココマイスター 神戸旧居留地店

ある程度オンラインストアで目当ての物は絞っていたので着いて早々見せてもらったのですが、スタッフの丁寧な説明と対応のおかげもあり、購入を決意することができました。

https://cocomeister.jp/tokyo/collection/crispellcalf/43015601

レビューもさせていただきました。

元々は黒を買う目的で行ったのですが、残念ながら欠品でした。

物自体が職人が1点ずつ丁寧に作っているため、なかなか生産が追いつかないということ。

実際見たのがネイビーだったのですが、光の当たり方で表情が変わってすごく面白さを感じました。

室内でライトの当たり方によっては黒に見えて、外に出すと太陽光で鮮やかなネイビーになります。

色だけが当初の予定と違いましたがむしろこちらの色の方が良かったなと今になっては思います。

アタッシュケースのイメージは?

少なくともアタッシュケースを持ち歩いているのは少数派なので、見られると必ずといっていいほど話題に上がります。

それこそこれがきっかけで初対面の人と話すことも結構ありました。

仕事帰りにこのアタッシュケースを持ったままカフェに寄ったりすると隣のお客さんに声をかけられたり。

知らない間に店員さんに覚えられたり。(あのアタッシュケースの人と覚えられていたのでしょうか…)

何にせよ持っていて悪い気がすることはありませんでした。

強いて言うなら、映画とかでもアタッシュケースの中から大量のお金が出てくるシーンで世間的なイメージが染み付いている部分があるのでしょうか。

現に持っていて周りの人にどんだけ大金持ち歩いているの?と言われたりしたこともあります。(キャッシュレス派なので、現金はほとんど持ち歩きませんが…)

役に立つことが無いことを願ってますが、防犯面も優れています。

アタッシュケースにダイアル式の鍵がついているので、貴重品を中に入れておいても簡単に開けられることは無いでしょう。

普段は開錠のダイアルに合わせておいて、荷物を預けたりちょっとだけ席を外したりと、手元から離れる時はダイアルを回しておけば開けられることはまずありません。

何もせずにポンと預けるよりよっぼど安心感があります。

こういった機能があるからこそ、堅くて信頼感あるイメージにも繋がっているのかもしれません。

アタッシュケースを上手くファッションに取り入れる

とにかく重厚な作りなので、持っているだけで自分の気が引き締まります。

なので今のところ用途としてはビジネスシーンが中心です。

税理士業をしている私ですが、顧問先へ出向く機会が多くあるので、その時によく使います。

あと新規顧客との打ち合わせや畏まった場に行くときはこのアタッシュケースで行っています。

自分にとって「頑張る場所に行く時」はこのアタッシュケースを持って行くようにしています。

最初はアタッシュケースを持つのであればスーツでないと合わないと思っていました。

いざ使ってみてみると決してそんなことはなく、ジャケパンスタイルで少しカジュアル感があっても問題無く使えています。

それこそ私は今、仕事できっちりスーツを着る機会が少なくなってきました。

暑い時期ならカットソー、寒い時期ならニットを着て、その上にジャケットを着て仕事をすることが多いのですが、そのファッションでもアタッシュケースは問題なく合うと思っています。

堅いイメージのアタッシュケースをそのようなカジュアルな服でドレスダウンするような使い方をしています。

革の場合は雨などの水分に注意

アタッシュケースは作りとしては頑丈な物なので、毎日使っても全然問題ありません。

が、私は毎日使ってはいません。

それこそ雨の日は使うのを控えるようにしています。

なぜかというと、私が使っているアタッシュケースは表面が革で、水分に強くありません。

多少濡れるくらいでしたらすぐに拭き取れば問題ないのですが、そのままにしておくと場合によっては跡が残ってしまう可能性があるようです。

なので、外出する時に既に雨が降っていたら使わないようにしています。

思いがけない雨で濡れてしまったことが何度かありましたが、すぐに拭き取るようにしていましたので、今のところ跡が残ってしまうようなことにはなっていません。

できるだけ永くきれいな状態を保ちたいので、シーンや使うタイミングを意識しながら使うように心掛けています。

定期的なメンテナンスも必要です。

表面の革にレザーオイルを塗布したり、中をクリーニングしたり。

バッグに限らずですが、永く使うためには欠かせない大切なことです。

収納力には難あり

私が購入したアタッシュケースは比較的薄型です。

薄くすることで、重たいイメージのアタッシュケースをスタイリッシュに見せられるかと考えたからです。

その分犠牲になったのが収納力です。

あまり厚さのある物は入れられません。

私はそんなに物があるわけでは無いので、収納力の無さに関してはそこまでのデメリットには感じませんでした。

たまに顧問先などの出先で資料を預かったりと急に持ち物が増えることがあります。

そんな時に備えて、折りたたみのバッグを常備しています。

薄く畳めるし軽いので、ずっと入れています。

普段はアタッシュケースで持ち運びできる中身は限られてきます。

したがって「不用な物かもしれないけれど、とりあえず持っておこう」というのが無くなり、必要な物を必要なだけ持つ習慣が身についてきます。

この辺りで無意識ながら、自分の持ち物の最適化にも繋がっているように思います。

部屋に置いているだけで存在感がある

アタッシュケースは持ち運びとして使うだけでなく、その佇まいと存在感を利用してインテリアとしても使えます。

バッグは普段使って帰ってくるとどこかの収納に片付けるのが一般的かと思います。

アタッシュケースはこれ自体がインテリアの一部のように存在感があります。

出先では持ち運びにも使えるし、帰ってくればインテリアにもなりえるアタッシュケース。

私の自宅でも目立つところに堂々と置いてます。もはやオブジェです。

近々新居を考えているのですが、このアタッシュケースをどう活かせる収納を作れるかと考えている程です。

デメリットも確かにありますが、それを超えるメリットを私は感じています。

このアタッシュケースを購入して使ってみて、本当に満足しています。

日々進化しているデジタルを取り入れるのも好きですし、こういったクラシックな雰囲気もすごく大好きです。

「クラシックなアタッシュケースを持ちながら、デジタルのApple Watchを駆使してキャッシュレス決済をする」

クラシックのデメリットである利便性をデジタルでカバーする。

流行り廃りではなく、これからもそうやってデジタルとクラシックを共存させながら、好きな物をずっと使っていけるようにできたら良いなと思っています。

それでは、また次回。

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