入り口(買う)と出口(手放す)をあらかじめ自分の中で整理しておかないと、どんどん物が増えていってしまいます。
そうならないように、気を付けておくことをまとめてみます。
買う時は冷静に
「買いたい」と感じているものは、自分の中に何かしらの理由があるはずです。
- 不便な現状を良くするため
- 自分の思っている理想に近づくため
- 新しいものを取り入れてアップデートしたい
- 誰かが使っていて目に止まった
ただでさえ今はあふれんばかりの情報がすぐに手元のスマートフォンで調べられます。
あまりにも手軽すぎるが故に、整理ができていないまま購入する判断してしまうことって意外にも多いように感じます。
物の入り口は広くても良いけれど、検問が必要です。
ここでいう検問は買いたいと思っている物が本当に必要かどうか、取捨選択する軸のようなものです。
検問がしっかりしていれば自分が必要とする物だけ入ってくる。悪ければ何でもかんでも入ってくる無法地帯のようなイメージです。
検問といっても、第三者に判断を委ねるわけでなくて『自問自答』です。
何故必要なのかを自問自答を繰り返して、冷静に整理していきます。
私自身も「これ良さそうだな~」と思って勢いで買ってしまいそうになることがあります。
そこはグッとこらえて一旦検問にかけます。
つい最近の私のことで言うと、買う寸前(Amazonの買い物カートに入っている状態)までのものがありました。
いつもだったらそのまま購入手続きしてしまうのですが、その時は「何か違うな」と頭によぎりました。
「欲しいな」と言う気持ちが表面にあったのですが、本心が納得していないような状態です。
「このまま勢いで買ってしまうと失敗するかも」と思い、一旦保留にしました。
そして冷静になって考えてみて結局、代用できそうな物を持っていることに気がつきました。
「一旦これで試してみよう。ダメだったらまた考えようか」
と購入することをやめました。
このように「なんか引っかかるな〜」と思ったら一旦立ち止まることも大事です。
入り口が広い分、出口も広く
冷静に考えても迷うことはあります。
手に入れて使ってみたい気持ちと増やしたくない気持ちが横並びにあると、尚更決断がしにくいです。
本当に必要な物でもズルズル時間をかけてしまって、なかなか決断が出せないのも良くありません。
そういう時は『思い切って買う』です。
これは勢いではありません。考えた結果の判断なので『思い切り』も時には大事。
自分にとって良い物かどうかは実際に使ってみないとわからないことが多いです。
実際使ってみてイマイチだったということもあるでしょうし、失敗したと感じることもあるでしょう。
それでも、いい意味で痛い思いをした方が迷いも晴れてスッキリします。
ズルズル悩み続けるよりかはマシです。
気をつけることは、そこで終わりにしないこと。
失敗して買った物を手元に残したままにしないことです。
「イマイチだったけど、せっかく買ったんだから…」という理由で持っていても今後使うことはありません。
仮に使えるタイミングがきたとしても棚の奥に眠ったままで、持っていたことさえ忘れているかもしれません。
そうなるぐらいだったら、思い切ってさっさと手放してしまいましょう。
一度しか使っていなくて捨てるのはもったいないとあれば売ってしまう、周りに譲ってあげると気持ちよく手放せます。
物を増やし過ぎないようにするのであれば、買った物をいつでも気軽に手放せる心構えをしておきましょう。
入り口を広くするのであれば出口も広く、物の風通しを良くするように意識しておきます。
そうすると身に周りに物が増え過ぎず、必要な物がアップデートされていきますよ。
それでは、また次回。
コメント