必要な物だけを残していくために気を付けていることは 得る(買う)と手放す との順番です。
「どっちが先でも一緒じゃん」と思われるかもしれません。
先行して手放すことで、無駄な買い物も減りましたし悩まなくなりました。
『減らす→買う』で物を増やさない
物が増える原因は物が減るペースより増えるペースの方が速い、もしくは増える一方ということです。
先に手放しておく(減らす)ことで、とりあえず全体量が増えることは防いでくれます。
先に買う(増やす)ようにしてしまうと、もし手放すのことを断念してしまったら結果的に買い『足す』だけになってしまいます。
私は季節の変わり目に服を買い換えます。
秋冬から春、夏用に衣替えをしますが、シャツ類はそのワンシーズン限りのつもりで着回しています。
なので冬物を手放して春物を買うようにしています。
UNIQLOで買うことが多いのですが、UNIQLOで便利だと感じるのが回収ボックスです。
買い物に行くときに手放す衣類を持って行き、まず回収ボックスに向かいます。
回収ボックスに全て入れ終わってから買い始めるのが私のUNIQLOルーティーンです。
インナーシャツだと、だいたい同じものが同じ時期に発売します。
買いに行く事前に必要なものと数量を決めて、あとはパパッと買うだけです。
毎年着ているものでも試着は念のためするようにしています。
サイズ感が昨年より変わっていることがあるので。
自分の体型がワンシーズンでそこまで変わることはありませんが、買った後に後悔しないように念のためです。
減らす→買うの流れで、意識的に増えて溜まらない状況を作っています。
買う決断をする一押しにもなる
「これ良さそうだな」と思って買う前に一旦自分の身の回りを見渡してみます。
買うことで不要となる物、使わなくなる物がないか確認します。
同じ用途であれば新しい物を買ってしまうと、持っている物は使わなくなります。
例えばモバイルバッテリーとかであれば手放してからポチります。
譲ったり売ってしまう場合だと、必ずしも買う前に手放せないケースも出てきます。
その時はいつでも手放せるような準備をします。
せっかく譲るのであれば綺麗にしておきたいので少しメンテナンスしたり箱詰めしたり。
これで手放すことを自分の中で決めてしまいます。
ここまでして新しい物が欲しい気持ちが収まらなければ本当に欲しいと感じている物だろうし、収まってしまえばどこか無理して買おうとしているのかもしれません。
先に手放すことをが、買う決断の一役になってくれています。
手放すタイミングを失わない
手放してしまえば後は思い切って買うだけです。ここまできたら迷わないようにしています。
迷ったところで結局欲しい物は欲しいし、ズルズル考えて長引かせても仕方ありません。
新しい物を迎え入れる準備ができているのならパッと迎え入れてあげる。
買い物に失敗しないためにあれこれするのも大事ですが、考えを通り越して悩まないこと。
ここに至るまでにたくさん調べているはずなので、あとは躊躇しないように。
せっかくここに至るまでに使った時間がまた振り出しに戻ってしまいます。
今は買うことのハードルも下がってますが、手放すハードルもかなり下がっています。
それでもまだ踏み切れない、思い切って手放せない人も多いのが現実です。
手放す=捨てる だけではなくなってきてますし、売ることで物によっては結構な金額で返ってきたりします。
手放すことのハードルを高くしているのは自分自身。
「断捨離しよう!」としてもなかなか重い腰が上がらないかもしれません。
手放すタイミングを失っていくと、気付かないうちにどんどん物が溜まっていきます。
今自分の必要な物だけを持つようにするためにも、必要な物を得るときに必要でなくなる物を手放すことをセットにしてみるというのはどうでしょうか。
思っているより取り掛かりやすいですよ。
それでは、また次回。
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