税理士が税理士業に不向きなMacを好んで使う理由

私は普段Macを使っています。

仕事でも、プライベートでも。

しかし税理士業をしていると、どうしてもWindowsでないといけないという場面が発生してしまいます。

反対にWindowsだったら何ら問題なく全ての業務ができてしまいます。

それでもあえてMacを好んで仕事で使っている理由を書いていきます。

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目次

税理士業とWindowsは切っても切り離せない

会計税務のソフトウェアは基本的にWindowsしか使えません。

比較的最近出てきたクラウド会計のようになるとMacも使えます。

私の事務所では、会計業務は基本的にクラウド会計を使っているのでMacで業務をすることが可能です。

今書いているブログもMacで書いていますし、業務ツールも全てMacでこなしています。

ほとんどがMacで完結できる状態ですが、最後の最後でWindows出ないとダメな場面があります。

それが申告業務です。

税理士の仕事の流れをざっとまとめると

会計業務→申告書作成業務→申告業務

の3段階に分けられます。

会計業務は先ほどのようにクラウド会計のため、Macで問題ありません。

しかし、会計業務がまとまった後、申告書作成から申告までの業務で使うソフトがWindowsしか対応していません。

申告書作成もMacでできるものもありますが、最後の申告はどのみちWindowsしかダメなんですね。

なので私は最後の一仕事のためだけにWindowsを持っています。

使う頻度は決算期のみですが、なければ最後まで仕事ができないのです。

Macの中でWindowsの仮想領域を作って運用する方法もありますが、キーボード配列の問題やバックアップデータのことまで考えた結果、やむを得ずWindowsを導入しました。

両方使えるのは強い

税理士業をしているとMacは不向きと思われますが、強みにもなりえます。

顧問先とのやりとりも、最近はほとんどデータ化して情報共有をしています。

顧問先が使っているPCがMacのケースも結構あります。

そんな時に自分がWindowsしか使ったことがない、Macが使えないとなるとベストな運用方法を正しく伝えることができません。

会計ソフトの使い方や情報共有の仕方を一つレクチャーするだけでも、

「あれ、この操作はMacではどうやればいいんだ」

とか

「なんかWindowsに比べて使い勝手が悪いな」

という対応をしてしまうと、相手に不安を与えてしまうかもしれません。

そういった意味でも、両方使いこなすことは安定したサービスを提供するためにも大事なことだと思っています。

なぜMacにこだわるのか

私は決してWindowsが嫌いなわけではありません。

本当に最小限のデバイスで作業するならWindowsにすれば最後まで完結するわけなので、手っ取り早いわけです。

ミニマリズムの観点でもWindowsに絞った方が持ち物の数も減るでしょう。

ですが、何でしょう。色々ありますがやっぱりMacの方が好きなんですね。

やはり好きな物を使って仕事できた方が楽しいじゃないですか。

独立するにあたって、仕事道具であるPC関係にはそれなりに投資しました。

Windowsに加えてMacと、ディスプレイもstudio displayにしています。

studio displayを使っていらっしゃる方ならわかっていただけると思いますが、Apple専用モニターディスプレイです(Windowsも繋げないわけではないですが)

おそらく同業の方に私の仕事環境を見られたら「何て使い勝手が悪そうな…」と思われるかもしれません。

ですが、私は独立すると決心した時に決めた方針として

「仕事を最大限楽しくする」

というのを一つ掲げています。

やっぱり自分の好きな機材を使い、そして好きな仕事を存分にできればこんなに嬉しいことはありません。

「仕事だから我慢しなきゃ」とか「仕事だからしょうがない」と妥協するのは簡単です。

私もMacが好きな自分を押し込んで、Windowsに妥協したらどんなに楽だっただろうかと思います。

ただそれでは楽しくありません。

コストがかかろうが使い勝手が悪かろうが、それを上回って自分が望んでいたのであれば、取り入れるしかありません。

まぁ、多少考えましたが…。

自分の望みは自分で叶えるしかありませんからね。

それでは、また次回。

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