「あれば便利」とどう向き合うか

物によって生活が便利になるのは良いことですが、追い求めすぎると物が増えてしまいます。

自分の中でどこで線を引くか、決めておかなければなりません。

スポンサーリンク
目次

「今」その便利必要?

「今」の自分にとってどれだけ便利になるか冷静に考えてみます。

  • いま不十分な状況から十分な状況にしてくれるもの
  • いま不満はないけれど、より良い状況になりそうなもの

欲しい物が上の2つのどちらに当てはまるでしょうか。

不十分というのは今の状況に何かしらの不満がある、困っている状況。

こういうのは積極的に解消した方が、より生活が豊かになったのを実感できるでしょう。

しかし、既に十分な状況で特に困っていないけれど、目の前により良い物がある時にどう考えるか。

私自身このような状況で便利を追い求めていた時期がありましたが、追い求めても豊かになった実感がそこまで湧きませんでした。

そんな経験から「あれば便利だろうけれど、その便利は今の自分に本当に必要なのだろうか」と考えることで、一度踏みとどまるようにしています。

YouTubeとか見ていると便利な商品のレビューが目に入ります。

見たら「あっ。これ良さそうかも」と物欲がそそられます。本当にキリがないぐらい。

人に良いと言われれば本当に良んだと思ってしまうのが世の常。

流行に乗る感覚に似ているかもしれません。

決して悪いわけではありませんが、『他人が便利と感じている部分は自分にとって必ずそうとは限らない』ということ。

これを一つの線として自分の中で持っておくと、ブレーキになってくれます。

今の自分に必要ない便利に気が付けないと、知らず知らずに追い求めてしまいますので気をつけなければいけません。

想定外だった時の覚悟

便利になると意気込んで買ってみたものの、想定外(合わなかった、使えなかった)ということもあるでしょう。

そんな時、すぐに手放す覚悟も持っておかなければなりません。

「買ってしまったから手放すのはもったいない」と考えがちで、使わない物を溜め込んでしまいます。

買う決意と手放す覚悟はセットで持ち合わせておきましょう。

「買う時に手放すことなんて考えられない」という意見もあるでしょう。

買い物に失敗はつきもの。これは受け入れるしかありません。

失敗した時のリカバリーは手放すこと。これが一番です。

無理に持ち続けて良いことはありません。

「いつか使える時が」と思うかもしれませんが、そのいつかは来ません。

潔く失敗を認めて手放しましょう。

好奇心も持ちつつ、覚悟も持ちつつ

より良い物を取り入れたいという好奇心は大事です。

同じぐらい、失敗した時にさっと手放す潔さも大事だと感じています。

物を増やしたくないからといって消極的になりすぎるのも良くありません。

新たなことを取り入れるためにも、積極的な行動は必要です。

それと同じぐらい失敗した時に積極的に手放す覚悟も持ち合わせることが大事かなと思います。

このバランスが取れていれば無用に物が増えすぎることも無いし、変に増やすことを悪、減らすことに躊躇しないようになるのかなと。

そうやって少しずつ、自分の身の回りと気持ちを豊かにしていくのことが物との付き合い方なのかと思っています。

それでは、また次回。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次