勉強をしているといろんな不安が募ってきます。
特に本試験が近くなってくればくるほど。
無理に抱え込むとモチベーションにも影響してきます。
不安を感じた時はどう対処するか。
自分の中での対処法を知っておいても良いかもしれません。
不安は漠然と思うだけでなく、目に見える形ではっきりさせる
不安を「感じた」時にどう対処するか。
「感じた」だけで放っておくと、モヤモヤしたまま漠然と思うだけになってしまいます。
これではいつまでも心の中のモヤモヤがとれません。
リフレッシュしたり勉強を止めて休んだりする方法もあります。
しかし、それは応急処置的なことで解決したことにはならず、どこかのタイミングで思い出すとまたその不安が込み上げてきます。
「感じた」ことを目に見える形ではっきりさせてしまいましょう。
頭で思っているだけでは、漠然としているので思っている以上にはっきりとした原因がわからないものです。
書き出してみるのが良いと思っています。
用紙に手書きで書き出すのも良いし、デジタル機器を使ってメモ機能等を使うのも良いと思います。
私は最初タブレットを使っていたのですが、途中から紙への手書きに変えました。
その方がなんとなく頭の中で思っていることがダイレクトに表現できる感じがして、ペンと紙を使って書き出してました。
今でも考え事やアイデア出しをする時は、同じ要領でやっています。
なので必ず白紙(A4のコピー用紙)を数枚、バッグに入れています。
ちなみに用紙を綴じているファイルはこれです。
手触りもサラサラしていて、見た目も高級感があって気に入っています。
不安に感じていることを漏れなく全部、書き出します。
頭の中で「これは不安に感じていることなのかな?」とか余計な事は考えずに、とにかく思っていること全部です。
関係ない事でも「これは違うから書かないでおこう」とかも考える必要ないです。それも書きましょう。
意外とそういうところに不安の原因があったりもします。
誰にも見せないので、遠慮せずにどんどん書きましょう。
書き方もルールがあるわけでないので、適当でいいです。
私は用紙の上から箇条書きでひたすら書き連ねていました。
書き出すと頭の中が整理されていくので、これだけでもスッキリ感じますよ。
書き出した不安と向き合って、考えて、行動に移す
次は書き出した目の前にある不安と向き合って、考えてみます。
頭に思っているだけの不安だと漠然としていることがあるので、漠然としたことに明確な解決策を出すことは難しいです。
実際に書き出した不安だと何に対する不安なのか、どんなことに不安を感じているのか目で見ながら掘り下げられるので、よりじっくり考えることができるでしょう。
書き出したら、
不安⇒自分なりの回答⇒具体的にどのような行動をするか
を書いてみます。
- 理論暗記が追いつけていない⇒1日の勉強時間で理論暗記に比重を重くする⇒1日の学習計画を見直す
- 答練の順位が上がらない⇒本試験で合格点が獲れたら良い⇒今の順位は気にせず弱点を克服して得点力をつける
- ケアレスミスが多い⇒知識があやふやなところがあるのでは?⇒ミスした箇所をもう一度洗い出してみる
みたいな感じです。
自分なりの回答で大丈夫なので、これが正しいというものでもありません。
大切なことは「不安とどう向き合って、解決させるように行動できるか」です。
行動に移せば、不安は自然と小さくなっていくものです。
そのままにしておくのが一番良くないです。
仕事でも手についていない仕事って漠然と不安が頭によぎることありませんか?
「あの仕事もやらなきゃ…」
「あの仕事重たいんだよな…」
手をつけずに放っておくと、どんどん不安が広がって感じてきます。
いざ着手(行動)すると、その不安も次第に無くなって仕事も完結に向かうものです。
「不安を感じたら行動してみる」
それが一番の解決策だと思っています。
不安を感じるということは、本気の証拠
そもそも勉強に対して不安を感じる事自体はマイナスに捉える必要は無いと思っています。
不安に感じるということは、それだけ本気で取り組んでいる証拠。
本試験が近づくにつれて不安が大きくなってくるのも、本気で合格したいからこそ感じるものです。
普段の勉強をテキトーにしていて、テストで悪い点数を獲ったらどうでしょう。
「そりゃそうだよな」と悔しくもなければ、その点数に対して不安に感じる事はないと思います。
反対に、本気で勉強していてテストの点数が悪ければ「このままでは合格できない…」と不安に感じるはず。
この不安を感じているということは、自分が勉強に対して本気で取り組んでいる何よりの証拠です。
なので不安に感じることは決してマイナスに捉える必要は無く「自分はそれだけ本気なんだ」と受け入れてあげましょう。
その本気を結果に結びつけるために、日々の不安と向き合って、行動(勉強)に移す。
精神論や根性論を試験に持ち込むことは好きではありませんが、現実問題として多少なりとも影響してきます。
長い受験生活のほど、不安と上手く付き合って行かなければなりません。
それでは、また次回。
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