【間違いノート】作成すべき?無くても良い?有効活用するためにやっていたこと。

自分の弱点や課題にをまとめる手段の一つとして間違いノートがあります。

この間違いノートは作るべきなのか。無くても良いのか。

目的は試験に合格すること。

作るのであれば合格するために有効活用できるように工夫も必要です。

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目次

そもそも間違いノートを作る目的は?

そもそも間違いノートはなぜ作るのか。

  • おこしてしまった間違いを忘れないようにするため
  • 間違い箇所を効率よく復習をするため
  • 自分のミスの傾向を知るため(弱点を知るため)
  • 周りの受験生が作っているから自分も作らなきゃと思ったため。

まだまだ他の目的もあると思います。

そもそもなぜ試験勉強しているのかというと、試験に合格するためです。

試験に合格するためには本試験で極力ミスを減らす対策をしておかなければなりません。

その対策の手段として「間違いノートを作ること」が一つ考えられます。

ノートを作るのが目的になってはいけないし、先程の「周りの受験仲間が作っているから自分も作らなきゃ」というような焦りを感じる必要性も無いと思っています。

わざわざノートにしなくても良いですし。

他に合った方法があるのであれば、そもそも間違いノートは無くても良いわけです。

作らなければいけないというルールはありません。

ブレてはいけないのが

「どうすれば自分の間違い(ミス)が減るか」

それが合格するためにやるべきことで、ミスを減らして合格するという目的に一番合った手段を選ぶ必要があると思います。

よく使うものや常に持っているものにまとめる

私なりにミスを減らすために意識的にしていたことが、

頻繁に過去のミスを振り返るということです。

ミスをまとめていくと自分のミスの傾向が見えてきたりします。

そのまとめるものとしてノートを用いるのが一つ。

私も最初の方はノートを使ってまとめていました。

間違いノートとして使っている分には全然問題なかったのですが、勉強していて困ったのがそのノートを忘れてしまった時です。

忘れる自分が悪いのですが自宅ではなく外出先で勉強することが多かったので、そのような事態に陥ることがちょくちょくありました。

間違い(ミス)はおこしてしまったときに、忘れないうちにすぐにノートに書くことを意識していました。

その時の問題内容や思考過程。時にはその時の自分の状況(時間がない中で焦っていた時)など、できるだけ細かく残すようにしていました。

ノートを忘れてしまうと当然ながら帰ってから記入することになってしまいます。

その場では忘れないようにメモ程度は残すのですが、帰宅して記入しようとしても、やはりその時の状況を忘れてしまっていることがありました。

そんな小さなストレスが溜まって次第にノートでまとめるのをやめる事にしました。

次にどのようにまとめていこうかと考えていた時に、特に求めていたことが

  • どこでも記入(入力)できること
  • どこでも確認できること

そうなると、常に持っているものを使うのが良いだろうと考えました。

当時、外出先でも常に持っているものと言えば、

  • iphone
  • ipad
  • 理論マスター(理論集)

肌身離さず持ち歩いている、私の中の三種の神器でした。

そこで今までノートにまとめていたことをipadで管理することにしました。

使っていたアプリがPlanner for iPadというアプリです。

手帳アプリですが、カレンダーに直接書き込めたり付箋機能もついていたりと紙媒体の手帳の使い方によく似ているので、すぐに使い慣れたし非常に使いやすかった印象です。

学習計画も立てていたこともあり、このアプリで学習スケジュールと間違いノートを一元管理できるようになったので便利に感じました。

理論マスターも途中から紙媒体からデジタル(PDF)に変えて暗記学習をしていました。

ipad一つあればどこでも勉強ができる環境が整ったので、紙媒体のノートの時に感じていたストレス源は解消できたように思います。

作りっぱなしにしないこと

間違いノートを作る場合に注意しないといけないのが、作って満足しないことです。

ノートをまとめたものの、作るだけで満足してしまって後はそのまま放ったらかしということもあります。

そうならないために、定期的に見直すことを意識的にやらないといけません。

間違いノートなので、当時できなかった論点がまとめられているはず。

できなかったものをできるようにするためには、ある程度の時間は必要です。

できるようになるまで、繰り返しその問題を復習して身につけなければなりません。

例えば今日勉強していて間違った論点をノートにまとめ、翌日に見直す。次は3日後、次は1週間というように日を決めて確認するようにします。

ノートにまとめていると、どのページの間違いをいつ復習すれば良いかわからなくなるため、付箋に日付を書いて進捗管理していました。

解き返したり見直したりして正答できるようになったら付箋を外していく。

ipad(アプリ)での管理に変えても付箋機能があったので、それらを使ったりして同じように進捗管理をしていました。

ノートに書きこむ(まとめる)だけだと、ついつい復習が遅れて溜まっていってしまいます。

復習が遅れて溜まっていくとノートに付いた付箋がそれはまぁ、すごいことになります。

付箋がついていると気持ちが良いものではありません。見た目も良くありません。

自然と「早く付箋を取りたい。やらなきゃ」と思えたので、紙のノートであってもデジタルであっても私はこのやり方が合っていたかなと思います。

そのノートはスキマ時間で定期的に見直す時間も作っていました。

見返した時に「前はこんな問題がわかっていなかった(間違っていた)んだな~」と思い返すことができます。

改めて自分の弱点だったところを再確認することにもなるし、自分の成長も感じられます。

試験前は時間を取って、ノートの最初から最後まで一通り確認するようにしていました。

直前に確認しておけば、本試験で自分がミスしやすいところが出たら「ここは慎重に解かなきゃ」と思い出されやすくなります。

理論暗記や答練で目の前の勉強でいっぱいいっぱいになると思いますが、点を伸ばすためには自分の弱点を克服することは避けて通れません。

その自分の弱点を克服する一つの手段として間違いノートを作っている(作ろうとしている)方へ、有効活用できそうな何か参考になることがありましたら幸いです。

それでは、また次回。

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