自分の中の「こだわり」とどう付き合うか

色のこだわりは変わりがち

以前までは「こだわり」を持つことが絶対。変えてはいけないものだと思い込んでいました。

今ではどうか。

変わらない方がむしろ変だよね、というスタンスです。

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こだわりに縛られないように

少し前の自分は「自分のこだわりは何だろう?」と模索する時期もありました。

「こだわりがある=良いこと」という構図が自分の頭のどこかにあったように思います。

さらに「こだわりは変えてはいけない」というまた変なこだわり。

今ではどうかというと、こだわりには全く執着しないというマインドに変わっています。

こだわりは自分の中で力を入れる部分。一つの自分の価値というように考えられますが、行き過ぎると自分で自分を縛ってしまいます。

独立を決意した時にこだわりというか、自分の「色」を出すために一生懸命考えていました。

  • クラウド会計特化にする
  • 紙は1枚も使わずに完全デジタル化にする
  • チャット・メール対応を徹底して電話は使わない

理想(願望)は一つのアイデンティティにもなりましたし、今の運営の原型にもなっているので間違っていたとは思っていません。

ですがこだわりを固執してしまうと、どこかで綻び(負担)が出てきてしまいます。

こだわりから外れてしまう仕事は一切受けないという一辺倒では、収入は伸びません。
紙の管理が合っている相手先にデジタル効率を無理強いしてしまうと不満が出てくるでしょう。
緊急時や大事な用件の時には、やはり電話でのやり取りは必要です。電話が良いという方もいらっしゃいます。

しかしながら、こだわりがあることで凝り固まった当たり前を変化させるきっかけや力になっていることも確かです。

こだわりは強みになるかもしれませんが、気をつけておかないと弱みにもなってしまいます。

武器ではなくて、自分の手足を縛る鎖にはならないように、気をつけておかなければいけません。

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変化の足枷にならないように

こだわりが変化のきっかけや力になりますが、時には変化の足枷にもなってしまうと思っています。

そのこだわりに自分が満足してしまったら、その先のことができなくなってしまいます。

頑なに「今までのこだわりが正しい。ベストな選択」と過信してしまうと、その先の変化についていけなくなってしまいます。

「変わらないこと=良いこと」とされる分野もあるかもしれませんが、少なくとも僕たちが立っている環境は変化が激しいです。

変わらないことはリスクでしかありません。

自分のこだわりがその変化の足枷にならないようにしておかなければいけません。

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こだわりは変わっていくもの

結局こだわりはその時々の自分の経験や考え方で柔軟に変化していくものだなと。

「こだわりは変えてはいけない」と思い込んでいると、自分の変化のブレーキになってしまいます。

こだわりが執着になってしまうと次の変化の足枷になってしまいますし「決めたことと違うことをしている自分」と「過去にこだわっていた自分」が葛藤して罪悪感を持ってしまいます。

変わることは受け入れる。そもそも変わって当たり前ぐらいでいてもいいのかなと最近は考えています。

そのほうが気が楽ですし。

自分の考えで自分が執着するのも変な話です。

「前に言ってたことと違うじゃん」とか「前までこう言ってたのに」とか周りに言われたとしても、

前は前。今は違う。むしろ変わらない方がおかしい。ぐらいのスタンスでいいのかなと。

過去の自分のこだわりに執着せず、どんどんアップデートしていきましょう。

それでは、また次回。

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