ipadは利用し始めてかれこれ10年ぐらいになります。
実は前回を機にipadから離れるつもりでいました。
というのも自分の使い方に合わせられず、活用できずに使わなくなってしまったからです。
と言っておきながら結果的に今年ipadを再度買ったわけですが、その辺りの経緯をまとめていきたいと思います。
ipadとmacbookの使い分けができなかった
ipadは高性能な分、今ではPCのような用途で使うことも十分可能です。
iPadをPCライクに使おうとしたこと。これが私にとって良くなかった使い方でした。
高い純正のキーボードも買ってセルラーモデル(SIMで単独通信できるタイプ)にして
「これでどこでも気軽に持ち運べて仕事ができるぞ」
と意気込んだものです。
しかし、実際に使い出してどうだったかというと、結局数ヶ月で使わなくなってしまいました。
私はメインでmacbook(13インチ)を使っているということが大きな要因でした。
このブログもmacbookで作成してアップまでしています。
仕事もmacbookで問題なく完結できてしまいます。
macbookで不自由なくできていることをipadに求めた瞬間、「なんか思っていたのと違う」と思うようになりました。
当初は、
- ipadがPCのように使えばmacbookより軽いから持ち運びが楽になる。
- 外出先でも気軽に使える。
と考えていました。
いざmacbookのようにという感覚で使っていると、使い辛いというより「だったらmacbook使うわ」という感じになってしまいました。
しかし純正の高いキーボードを買ってしまったが故に引くに引けなくなって無理に使おうとしましたが、ずっとモヤモヤしながらipadを使っていました。
使い始めてから気が付いたことですが、純正のキーボードを合わせて持ってみると、
「え、めっちゃ重いやん…」
測ってみると重量はmacbookの13インチとそんな大差がありません。
キーボード付きのipadだと結構ズッシリしてます。
ipadをPCのように使おうとしてmacbookと用途が被ってしまったこと。
そして、macbookを超える身軽さが想定していたより無かったこと。
そんなことがあり、完全に私の目論見がズレてしまったことが原因でiPadをうまく活用できず、段々と利用頻度が落ちていきました。
ipadにはipadらしい使い方を
モヤモヤしてipadを持ち続けるのも嫌だったので、思い切って手放しました。
「ipadはもういいや」
次に新型が出ても買うつもりはありませんでした。
そんなある時、仕事の新規案件で講義をする機会ができました。
かなりのボリュームの資料を持ち運びしたり、共有・メモする機会が一気に増えました。
「これこそipadでやらなきゃだわ」
必要に駆られて再度ipadを導入することになりました。
使い方は以前とだいぶ変わったというか、前回の反省からmacとipadをうまく共存させることを意識しました。
キーボードが必要な作業はmacbook。資料管理やイメージを書いたりするのはipad。
自分の中できちんとすみ分けをしたところ、今ではしっくりきています。
純正キーボードも今では不要です。ipadとapple pencilのみで今では使っています。
ipadケースは下記のものを使っていますが、これは便利でした。
ケースの折り方で縦向き横向き自由に置けるので、その時の作業によってすぐに変えられます。
当然ですがmacbookにはmacbookの良さ。ipadにはipadの良さがあります。
それぞれの良さを理解して使わないと、ミスマッチになってしまいます。
便利・高性能になっているからこそ使い方を見定める
ipadをはじめ、今ではどれも高性能になっているので、やろうと思えば何でもできてしまいます。
だからこそ、自分に合う物の見極めが大事になってくるなと。
最近は「あれもできる、これもできる」というのが当たり前になっています。
その中から如何に自分にベストなものを選ぶのかが、難しくなっている気がしています。
- ipadでmacbookのような使い勝手
- ipadがあればmacは不要
- 仕事からプライベートまでipad一つで十分
- ipadで外出の作業を快適にできる
いろんな情報を見ていると自分にピッタリと思い込んでしまいそうですが、使い方は人それぞれ違います。
私ももし、macbookの大きなタイプ(16インチなど)を使っていたら持ち運びが不便なので、ipadの軽さがより魅力的で当時の自分にマッチしていたかもしれません。
「できる」と「自分に合っている」のは全く違うなというのが、今回の件で気が付きました。
比較的最近で、私がやらかした買い物での失敗でした。
それでは、また次回。
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