Apple Watchの機体の種類として
- GPS モデル
- GPS + Cellularモデル
の2パターンを選ぶことになります。
私は今までずっとGPSモデルを使っていましたが、初めてGPS + Cellularモデルを購入して使ってみました。
Cellularモデルを付けるかどうかの判断基準
Cellularモデルの大きな特徴は、本体のみで単独通信ができるということです。
GPSモデルだと単独通信はできないので、iPhoneと連携してApple Watchでデータ通信を行うことになります。
必然的にGPSモデルは近くにiPhoneが無いと通信することができません。
私はこれまでアップルウォッチを4代ほど使ってきましたが、全てGPSモデルでした。
基本iphoneが近くにある前提のライフスタイルだったため、単独でデータ通信ができないデメリットをそれほど感じていませんでした。
建物内だったら多少ipnoneから距離が離れても通信が途切れることはありません。
それこそ部屋から部屋への移動や外でも庭ぐらいだったら室内にiphoneがあっても通信はできるぐらいです。
距離で言うと大体10mほどでしょうか。
なので、CellularモデルのメリットよりGPSモデルのデメリットが自分にとってそれほどデメリットに感じなかったので、わざわざ切り替えるまでにも至りませんでした。
ステンレススチールのデザインが美しい
そんな中で、なぜ今回のAppleWatchはCellularモデルにしたのか。
唯一Cellularモデルで良いなと思っていた部分がありました。
それはステンレススチール素材が選べるところです。
機能ではなくてデザイン。私にとって見た目はすごく大事な要素です。
今まで使っていたGPSモデルはアルミニウム素材でした。光沢が無いマットな質感です。
一方でステンレススチールは光沢があります。
今までApple Watchのケースを好みの色にしてデザインのカスタマイズは何度か試みたことがありますが、やはりケースをつけるとその分大きくなるし、ケースの隙間から本体の色が見えるので、あまり好きにはなれませんでした。
なのでステンレススチールが気になっていたものの、GPSモデルに大きな不満も無かったため買うまでのあと一歩が踏み出せませんでした。
ちなみに前に使っていたAppleWatchはPRODUCT REDのモデルでした。
当時赤色が好きだったのですが、今では色の好みも変わってそのAppleWatchを付ける機会が減っていました。
「そろそろ替え時かな~」と思い立って、今まで手を出したことが無かったCellularモデルに挑戦してみようとなりました。
単独通信ができるというメリットはそっちのけで、まずはデザイン(色)です。
ステンレススチールのカラーバリエーションは
- ゴールド
- シルバー
- グラファイト
の3種類です。
最初は「ブラックがいいな」と思って候補はグラファイトにしていました。
実物を見てみると思っていたブラックではなく、濃いグレーのような感じでした。
求めていた感じとは違っていたので、グラファイトは候補から外しました。
あとはゴールドかシルバーです。身近にシルバーを使っている人がいたので、見せてもらったところ「なんか普通…」という印象。
最後にゴールドを使っている人が周りにはいなく、探していると店頭でたまたまゴールドのサンプルがあったので見てみると「おっ。これだ!」と一目で気に入りました。
ステンレススチールは光沢がある反面、指紋などの汚れも目立ちやすいですが、使った後に軽くクロスで拭いたり定期的にアルコール除菌で拭いてあげるときれいさっぱりです。
アルコール除菌でのメンテナンスは私がiphoneでも毎日行っている習慣みたいなものです。
綺麗に保つための一つのマイルールです。
以前の記事でも取り上げたことがあります。
iPhoneを拭くついでにサッと拭く程度なので苦も無く綺麗を保ってます。
サイズも小さい方が◎
サイズも今まで一番大きいサイズ(44mm・45mm)を使っていましたが、意外にも小さいサイズの方が私の手首にはフィットしました。
今までは【小さいサイズ=女性用】という勝手なイメージがあったので、候補にすらしていませんでした。
ちなみにサムネイル画像が実際に私が装着している状態です。
手首の周囲を測定してみると16㎝でした。
サイズに悩まれている方は参考までにどうぞ。
手ぶら外出にはピッタリ
今までGPSモデルで特別不満に感じるほどでもなかった単独通信機能でしたが、Cellularモデルを使ってみると想像以上に便利だなと感じました。
「iPhoneを基本的に持っておくから単独通信は必要ない」と思っていました。
ちょっとした外出でiPhoneまで必要ない場面って、意外とあることにCellularモデルを使い出して気がつきました。
- 散歩
- コンビニでの買い物
- 近場の外出
- 家の周りの掃除
今までは連絡をとったり電子決済をするためにiPhoneは必要不可欠でした。
それがCellularモデルだと、Apple Watch単独で完結してしまいます。
これに関しては使ってみないと良さに気が付かなかったなと感じる部分です。
やはり何でもそうですが、自分の目で見て体で確かめないと本当の意味での良し悪しはわからないなと、改めて思いました。
私は普段の移動は車ですが、ちょっとコンビニに寄って買い物をするときもiPhoneが入っているバッグはそのまま車中に置いておいて(防犯面ではよくありませんが…)手ぶらでコンビニに寄って買い物を済ませることができます。
GPSモデルでも駐車場から近い位置にレジがあるような店舗の配置だと、車中にiPhoneがあったとしても通信できることがあります
が、たかを括ってレジに行って使えなかった時に周りに迷惑をかけるので、躊躇して結局iPhoneを一緒に持って行くようにしていました。
最近では近場の外出(食料品の買い出しや散歩)はiPhoneは持って行きません。これだけでもかなり身軽になりました。
身軽に関する記事で以前にも書いたことがありますが、マストアイテムの中で一番重量があるのが、iPhoneでした。
それが無くなるのは、結構大きいです。
今までiPhoneを持って外出するのが当たり前だったため、最初はiPhoneを持たずに外出することに少し抵抗がありました。
「Apple Watchだけで本当に大丈夫か」
「いざ使うときに上手く使えなかったらどうしよう」
最初は多少の勇気が必要でしたが、1度経験してしまえばあとは抵抗ありません。
逆に手ぶらで外出することなんてまず無いという人や、iPhoneは絶対身につけておきたいという人からするとCellularモデルの恩恵は少ないでしょう。
単独通信はCellularモデルを買うだけでは使えません。
通信会社とiPhoneとは別途、通信契約をする必要があります。
私はドコモユーザーでiPhoneの通信プランはahamoですが、Apple Watchの通信契約も可能です。
その通信設定はせずGPSモデルのように使うことももちろん可能です。
値段以上の価値は感じた
Cellularモデルにしようとすると本体金額は10万円を超えてきますので、決して安い買い物ではありません。
今までGPSモデルで5〜6万円ぐらいだったので、約2倍に跳ね上がります。
それに、単独通信機能を使うのであればキャリアとの契約で月額料金も追加でかかります。
私としてはCellularモデルを買うなら今のタイミングしかないと思ったので、思い切って買ってみました。
おそらく今回買わなければ、またモヤモヤ気にしながらGPSモデルを使うことになるでしょう。
それぐらいだったら早く体感してみることを選択しました。
もっと早くにすればよかったのでしょうが踏ん切りがついたのが今回だったので、ベストタイミングだったのでしょう。
実際使ってみて、少なくとも後悔はしていません。
デザイン重視の性格の私にはこのステンレススチールは合っていましたし、手ぶら外出をよくする私にとってCellularモデルの単独通信機能は、有意義に使えています。
デメリットが本体値段の高さと通信料金のコストだとすると、そのコストのデメリットを超えるぐらいのメリットを感じたので良い買い物ができたと思っています。
これから先いづれApple Watchを買い替えるタイミングが来るでしょうが、今の状況からだとまたCellularモデルを選分でしょう。
しばらく使い続けてみます。
それでは、また次回。
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