今までは買ったものの「なんかちょっと違うな…」と思っても返品をしたことがありませんでした。
なんか買ったものを返すということが、申し訳ない気持ちが自分の中にありました。
ですが、最近は『返品』が使えるのであれば、積極的に活用しています。
これで買い物が失敗したと感じることは、かなり少なくなりました。
自分の中の『返品』のハードルを下げる
購入先にもよりますが、返品に関して柔軟な対応をしてくれる企業さんは結構多い印象です。
Amazonでも1ヶ月は返品できます(購入内容によって条件がありますが)
Amazon以外でも、フリートライアルがあったりしてその期間中なら返品が自由にできるというところもあります。
実物を見て買うことができないからこそ、柔軟にしておかないと売れにくいというのが要因なのだと思いますが、それであっても私の返品の心理的なハードルがかなり高かったです。
「一度買ってしまったものは責任持たなきゃ」
「開けちゃったし、返品できないよね」
なんか返すのは気が引けると言いますか「なんか悪いな〜」というのがずっとありました。
なので、買ったものでイマイチだった物は誰かに譲るとか、どうにか使ってみたものの結局売ってしまう、みたいなことが多くありました。
今までは「それでもいいか」と納得させていました。
つい最近、仕事用でカバンを買ったのですが、事前に調べた情報では持ち物が丁度入るぐらいのサイズ感のはずが、実際届いて入れてみると少し小さく、入らないことに気が付きました。
「うわ。これは失敗したな…」
今までだったら、他の用途に使うとか工夫したりして使うようにしていましたが、今回はどうにも納得がいかず、思い切って返品することに決めました。
その時の購入先もフリートライアルがあって1ヶ月は返品可能だったので、思い切って利用してみることにしました。
今までだったら返品することに躊躇していた私ですが、今回ばかりはどうしようもできなかったので思い切って返品してみると、あっさり返品できて返金もすぐにされました。
この件がきっかけとなり「返品はもっと積極的に使ったほうがいいな」と私の中での返品することへのハードルがグッと下がりました。
それにともない、買う前に返品ができる物なのかどうか必ず確認するようになりました。
返品ありきで買い物をするというのは、いささか違和感を覚えますが、失敗と感じた時のリカバリーができる手段なので、今の私にとっては大事なところです。
返品は思ったより、簡単
あと、なんとなく返品はめんどくさいものだと思い込んでいました。
綺麗な状態で、元に戻して梱包し直して段ボールに詰めて、送り状書いて、配送業者へ持っていく。
確かに色々やることはありますが、思っているめんどくささほどではなかったなと。
Amazonで返品する場合は事前に購入履歴から指示に従って返送先が載っている用紙をプリントアウトして返品物と同封します。
それと同時に送り状は郵便局のe-発送サービスの登録ができるので、あとは持っていくだけ。
他のサイトでも返品する場合の送り状をあらかじめ同封して送ってくれるところもあるので、かなり助かります。
届いた段ボールと包装さえそのまま置いておけば(ガムテープは必要ですね)返送準備としては十分です。
返品は大変、面倒というのが先入観でありましたが、一度経験してしまえば「こんなに簡単なんだ」と思えるぐらいすぐできてしまいます。
想定外はつきもの
これを機に『返品』は私の中で手放す方法の一つになりました。
今までだったら、
- 売る
- 捨てる
- 譲る
この3つのどれかで手放すことをしていましたが、返品が加わることで手放すハードルがより下がりました。
買い物をしていると、どうしても想定外はつきものです。
- 違うものが届く
- サイズが表記と違う
- ウェブ上の見た目とかなり異なっている
- 想定していた雰囲気と違っている
そんな想定外のことが起こったときの保険が一つ手厚くなりました。
悩む時間も少なくなる
自分の中で「いざという時は返品できる」という選択肢を持ったことにより、買う前の変な悩みが無くなりました。
どうしても買う前には「思っていたものと違っていたらどうしよう」と不安がつきまといます。
そうなってしまうことを恐れて買う前に過剰に慎重になってしまうと、時間を無用に使ってしまいます。
柔軟に返品対応してくれるところでパッと買ってみて、思ったものと違うければサッと返す。
もちろん、返品をするのであれば気をつけなければいけない部分もあります。
タグだったり包装だったり、本体は綺麗なままにしておかなければなりません。
返すかどうかは届いてその日中には判断できるはずです。
返品期間があるからといって、あまり時間をかけすぎるのも良くありません。
傷つけてしまったり汚してしまったりしてもいけませんしね。
想定外だったらすぐわかりますし、変にクヨクヨ悩みすぎてもダメです。
届いて見て触ってみて想定通りであればそのまま使う。
何か違うければすぐ元通りに戻して段ボールに詰めて返す。
ルールを守りながら『返品』を一つの手段として上手く使い、本当に必要な物だけ手元に残して大事に使っていきましょう。
それでは、また次回。
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