【社会人受験生】これから直前期を迎えるにあたって、仕事と勉強のバランスを考える

仕事しながらの勉強。

どちらが大切かと言われたらどちらも大切。

しかし、社会人として仕事は疎かにできないので意識しなければ仕事が優先になるでしょう。

ですが合格を志して受験生としての道も歩んでいるのなら、勉強もしなければならない。

特に試験の直前期はそういった葛藤が自分の中でせめぎ合うことになります。

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直前期で勉強に頑張れなければ合格は遠のく

税理士試験は競争試験という特性があるため特に感じていましたが、直前期に勉強をしっかりこなせるかどうかで結果が変わってくると思っています。

税理士試験の直前期は5月からなので試験の約3ヶ月前。簿記検定だと約1ヶ月前ぐらいでしょうか。

このタイミングで勉強に対する気持ちのギアを切り替えて上げていかなければなりません。

この直前期はそれ以前の勉強で培ってきた知識の土台が本試験に向けて一気に伸びていく時期です。

その伸びる時期に勉強の追い込みがかけられないと、せっかく今までの勉強で学んできたことが本試験で十分に発揮されません。

特に競争試験である税理士試験は周りの受験生とも勝負になります。

周りの受験生は直前期にとんでもない追い込みをしてきます。

それこそ1ヶ月時間があれば自分より学習経験が少ない受験生が一気に上がってきますので、自分が悠長に構えているとすぐに抜かれてしまいます。

そのことに気がついて焦って勉強しても手遅れで、周りの勢いに置いて行かれてしまいます。

そのようなことにならないためにも、直前期は追い込みがかけられるように気持ちの準備を整えていく必要があります。

普段より勉強に対する意識の比重を寄せていく

かといって直前期に自分の勉強の都合だけで仕事を急に減らしたり無くすのは難しいものがあります。

まずは1日の過ごし方(時間管理)を見直してみます。

どこかに勉強時間を捻出する時間があるか、今一度見直してみましょう。

仕事での拘束時間、睡眠時間(あまり削りすぎるのはおすすめしません)を除いて、勉強に充てられる時間を見つけようと意識するだけでも、1日の時間の使い方に対する意識が勉強に寄っていくはずです。

例えば仕事が終わって夜の時間。自由に過ごしていた時間があって、今までは好きなように過ごしていたけれど、この時期だけは勉強時間に充てる。

移動時間。今まではスマートフォンでゲームをしたりSNSをして時間を過ごしていた部分を勉強時間に充てる。

朝の時間を少し勉強時間に充てる。

これだけでも、1日の限られた時間の中で意識的に勉強時間に充てる気持ちの準備ができると思います。

決めたらあとは実行あるのみ。自分が決めたことはきっちりやりましょう。

ここで挫けると本試験までズルズル中途半端なまま過ごしてしまいます。

直前期は残業を減らしたりや仕事量を調整するなど可能な限り対策

この時期の残業はできるだけ少なくできるようにしたいものです。

しかし税理士事務所に勤めていると、5月は比較的忙しい時期となります。(3月決算法人が多いため)

担当で3月決算法人を多く抱えているとなると、なかなかこの時期で残業をゼロにするのは難しいかもしれません。

私も受験生の時で3月決算法人が10件はあったので、この時期が一番大変でした。

「勉強しなければ」という焦りと終わらない仕事。

とにかく1日で全く勉強ができない日は作らないようにしようとして、朝の時間や仕事の昼休み、仕事が終わって寝る前までを中心に勉強時間を捻出するしかこの時期はできませんでした。

その代わり5月を乗り切った6月や7月は可能な限り残業は無くして、少しでも勉強時間を捻出できるように普段の仕事に取り組むようにします。

税理士事務所に関して言えば、5月が終われば比較的落ち着く時期でもあるので、無用に残業はしない。

終わったらすぐ勉強拠点(自宅、学校、カフェなど)に行く。

私自身、試験前は積極的に有給をとったりできるだけ早く帰れるように意識して仕事にも取り組んでいました。

人それぞれ職場環境も違いますので、できる範囲は変わってくるとは思います。

しかし、せっかく貴重な時間を投資して合格を目指して勉強しているわけです。

可能な限り時間を捻出して結果を出せるように、仕事と勉強のバランスを考えたいものです。

試験が終わった後に、後悔だけはしないように。

それでは、また次回。

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