これで合格発表から結果通知書が届くまでの待つストレスが無くなりそうです。
地方の受験生にとってありがたい
令和5年までは、税理士試験等結果通知書が郵送されるまで待つしかありませんでした。
それが令和6年より、
一部の科目に合格した方又は免除決定された方・・・税理士試験等結果通知書を郵送します。また、発表予定日に受験地・受験番号を国税庁ホームページに掲載します。
国税庁HPより抜粋
毎回金曜日が合格発表とされていて、私が受験していた当時は香川県は郵送されるのが翌日の土曜日でした。
周りの受験生に聞いたところ、香川県でも地域によって届く日が違うようでした。
遅ければ週明けです。
私の場合は1日でしたが場所によっては2、3日届くのを待つ人も。
この期間ってかなり精神衛生上よろしくありませんでした。
何も手がつきません。まだかまだかと何度ポストを開けたことか。
居ても立っても居られず、合格発表日にwebでアップされている科目ごとの合格率を何度も見返しては、
「今回合格率高い!もしかしたらいけてるかも」
「合格率一桁…。どうかな〜…」
「この合格者の中に自分も入ってますように!」
という意味のない変な妄想と願いを繰り広げます。
たった1日でもこんな感じでした。
月曜日になっても結果が届かないような受験仲間もいましたが、
「気疲れしてもはやどうでもよくなってきた…」とグッタリした様子でした。
SNSからも距離を置いて、とにかく見ないようにしていました。
既に合否が届いた人からのコメントで溢れかえっているので、精神的に良くありません。
そのような苦しい時間を過ごさなくてよくなるので、地方の受験生ほど今回の恩恵は大きいのではないでしょうか。
たかが数日。されど数日
こんなこと言っていると、たった数日と思われるかもしれません。
8月に受験して合格発表まで4ヶ月弱経ってます。最後の数日ぐらい一緒と思われるかもしれません。
が、合格発表してから自分の合否の通知書が手元に届く数日は特に長く、そして精神的に疲れます。
この数日が解消できれば次の行動も、その分早く移せるということ。
良い結果であれば、安心して次の科目に進む。
残念な結果であれば、気持ちを切り替えて次の準備をする。
どちらにしても、1日でも早いに越したことありません。
たかが数日。されど数日。
個人的に試験前より精神的にキツかったように覚えています。
試験前は勉強の追い込みをかけたり最終調整をしたりと、何かとすべきことがたくさんで気も紛れます。
結果発表は何もすることができない。この時間が何より辛かったです。
もう結果は出ていて自分が知っていないだけ。果報は寝て待てと言いますが、そんな余裕は合格する最後まで持ち合わせられませんでした。
今回の改正でこのようなストレスが少しでも解消されるのであれば、より有意義な時間が使えるようになるはずです。
環境は変わりつつあるが、やるべきことは変わらない
今回の合格発表の公表方法が変わったり、前回より会計科目(簿記論・財務諸表論)の受験資格が不要とされ税理士試験の受験のハードルが緩和化されたりと、試験を取り巻く環境は少しづつ変わってきています。
しかし合格するためにやるべき勉強に変わりはありません。
税制改正を重ね、より学習する内容も複雑・膨大になっています。
試験の緩和化は進んでも、試験自体が簡単になることはおそらくないでしょう。
なので1年でも早く受かりましょう。
受験生活が長引いて良いことはありません。
受け続けることで知識が積み重なる(?)かもしれませんが、受験生活はそれ以上に労力と精神的なストレスが大きいです。
大丈夫。税理士になってからも毎日勉強です。
新鮮な知識を日頃から取り入れないと仕事になりませんから。
自分1人だけのことではないので。家族や周りの協力があって勉強を続けられていることを忘れないように。
結果発表の時期はその辺りの気持ちを今一度、奮い立たせるタイミングでもあります。
それでは、また次回。
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