合格を志して勉強を始めた瞬間はいわずもがな、合格する実力は身についていません。
しかし諦めず勉強を続けていけば合格にも手が届くようになってきます。
思うと試験勉強は挑戦から成功までの縮図みたいなものだなと。
試験を終えた今でも税理士として挑戦する毎日です。当時の心意気は忘れないように意識しています。
誰でも最初は初心者
当然ながらスタート地点に立つ時は誰でも初心者です。
どんな人でもいきなりできていた人はおらず0からスタートした時期が必ずあり、日々の努力を積み重ねて今があるわけです。
私自身、最初に税理士を志してモチベーションが最高潮に高い時に、税法の理論集をポンと渡された時に心が打ちひしがれたことを思い出します。
「これ全部覚えんと合格できないの…？」
それが日々の積み重ねで、最終的にはその理論集の全部が覚えられて、合格までできたわけです。
最初の頃にはできるか不安だったことも、本当に実現できてしまうものです。
自身の心に刻んでいる言葉で「途方もない所に行くためには、日々の努力を積み重ねるしかない」があります。
自分の体で経験して、まさにその通りだと感じています。
受験生の頃から試験に合格した税理士の先輩方や講師の方の姿を見る機会が多々ありました。
その方達は、まさに今自分が勉強していることを本気で取り組んで掴み取った姿です。
それが自分の目の前にあると「向こう側に立ちたい」と言う思いが自分の中で燃え上がって、それが日々の原動力の一つにもなっていました。
そういった意味でも、受験生の頃からそういった先輩方と会う機会やお話しする機会はあった方が良いのではないかと思っています。
すごくモチベーションが高くなります。
お話していても、合格された方は口を揃えて皆さん言われていました。
「合格したければ、ひたむきに地道な勉強を積み重ねるしか方法はない」
試験に限らずですが、成功するためには近道や裏技があるわけではありません。
この原理原則は試験を終えた今でも忘れないように心がけています。
進んでいけば必ず成功に近づいている
「地道な積み重ね」って本当に自分が成長しているかどうかわからないぐらい小さな積み重ねです。
理論暗記が良い例かと思います。
毎日毎日暗記を繰り返して、本当に地味な作業です。
1日暗記して「今日でめっちゃ成長したわ〜」って感じたことありますか？私は一度もありません…。
感じたことはなくても、確かに合格には近づいています。
諦めずに歩みを止めることなく、突き進んでいけば間違いなく合格に近づいていることは断言できます。
その自分の成長に気が付くのが合格した瞬間です。
山の頂上に登り切ってはじめて、後ろを振り返って登り切った道を見ることができます。
そうすると「こんなに険しい道を自分は登ってきたんだ」と自分のことながら驚くはず。
自分の成長を感じた瞬間に合格した結果と合わせて、自信が身に付いてきます。
登っている最中は必死なので、頂上に向えていることだけを信じて進んで行くことしかできないと思います。
ずっと続く坂道、険しい道、いろんな困難を乗り越え経験しながらひたすら頂上を目指していく。
後ろを振り返っている余裕なんてその時はなくて当然。むしろこの時は振り返る必要も無いです。
頂上に着いてから（合格したら）じっくりと通ってきた道を振り返ってみましょう。
試験から学んだこと・得たものは多い
最初は試験勉強は試験に合格するためだけに必要なことだと思っていました。
ですが実際に試験を経験して考え改めました。
「試験から学ぶことは多い」です。
それと同時に、この学んだことを「どう活かすか」ということも考えました。
合格するための知識は当然ながらですが、合格するまでに経験した過程は試験を終えた今でも活きています。
困難を乗り越えるメンタル的な部分もそうですし試験に合格するために試行錯誤したことは、税理士として仕事をさせてもらっている今でも強みになっています。
試験を通して得た経験と自信は今後の自分に活かさない手はないです。
こういった意味でも、試験が終わったから忘れるということはできません。
（どちらかというと忘れたくても忘れられないに近いかもしれませんが…）
このブログの試験に関連する記事は全て私が経験した山登り（受験勉強）の道筋です。
それが今まさに登っている受験生の道標になれば良いかと思って毎日書いています。（毎日投稿までには至っていませんが…）
これがひとつ、私が望んだ一つの活用です。
私の記事を通して何か参考になった方がいらっしゃれば、それだけでも私のこのブログにも意味があるものになり得るのかなと。
まだこれに関しては次の山登りの最中なので今の私にはわかりません。
試験を通して学んだことです。地道に毎日積み重ねていかねばです。
それでは、また次回。
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