勉強は場所を転々としながらやっていた受験生時代。せっかく勉強するなら楽しんでやろう!

勉強というと「机があって椅子に座って、机に向かってガリガリ…」というイメージがありますよね。

その条件を満たしているのが自宅になっているため、勉強場所は自宅のみという人も多いかと思います。

私も元々そうでした。

しかし、1日中自宅に籠って高い集中力で勉強ができていたかというと「?」でした。

長時間ずっと集中力を維持したまま勉強するのは難しいです。諸説ありますが、人間が集中力を維持できる時間の限界は90分とも言われています。

しかし試験に挑戦するということになると、それだけの勉強時間では到底足りません。

工夫をして、可能な限り集中力を維持しつつ勉強量をこなしていく必要があります。

そのあたりの対策として私は受験生時代、勉強拠点を何箇所か設けていました。

自宅以外に学習拠点を設けることで良かったと思うことがありましたので、お伝えできればと思います。

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元々自宅学習派だったが集中力が続かない自分の甘さに嫌気がさして、それを断とうとしたのが最初のきっかけ

私も当初は《自宅学習派》でした。

ただ、長時間勉強していると、どうしても集中力が無くなってくるんですよね…。

結局ダラダラ勉強してしまう時間ができてしまい、捗らなくて1日の終わりに悶々とする日がありました。

その度に自分の甘さを痛感する日々でした。

そんな自分が嫌になり《自宅学習派》を変えてみようと決心して、学習拠点をいくつか作ることにしました。

学習拠点を何箇所か作ることで私が特に良かったと感じたことは、次の4つです。

  • 勉強にメリハリがつく
  • ダラダラ勉強することがなくなる
  • ご褒美も勉強と兼ねられる
  • 自宅の誘惑(趣味物、ベッドなど)に負けなくなる

私は学習拠点として《自宅・職場・カフェ》の3箇所を設けていました。

カフェでも気分でいろんなところに行っていました。

私が受験していた税理士試験の勉強は大きく分けると理論(暗記学習)と計算(計算演習)となります。

計算演習は問題集をはじめ、電卓や筆記用具が必要ですし、合わせてスペース(机)も必要です。

それに対して理論は暗記が中心なので必要なものは理論集のみで場所はどこでもできます。

学習スペースが必要な計算演習は自宅や職場。理論の暗記学習はカフェでするなど、学習内容によって場所を変えることでメリハリができるし、場所を変えることで気分もリフレッシュできました。

学習拠点が何箇所かあれば移動が休憩替わりになるので、目的地に着けば切り替えてまた勉強に取り組むことができます。

平日は昼休みや仕事終わりに職場で計算学習を少しして、自宅に帰る前にカフェに寄って理論学習、夜は自宅で計算学習をする。

休日は朝自宅で勉強して昼に昼食を挟みつつカフェで勉強、帰って自宅で勉強する。

私はこのように場所を転々とすることで、ダラダラ勉強することがなくなりました。

あとカフェでコーヒーを飲むのがリフレッシュの一つになっていましたので、それをご褒美としながらもそこで勉強もできるし、私にはその勉強方法がピッタリでした。

デメリットになり得るのがカフェだと自宅に比べると周りの音は少なからず多くなりますので、それが気になる人は注意が必要かと思います。

私は多少そのような音があった方がむしろ集中できたので、特にデメリットには感じませんでした(学生の時から電車で勉強とかが当たり前だったので、慣れているというものあるかもしれませんが…)

せっかく勉強するなら、楽しんでやろう!

受験生活を送っているとプライベートの時間のほとんどが勉強時間に充てられることになります。

その時間を耐えながら勉強するか、楽しみながら勉強するか。できるなら後者の方が良いですよね。

勉強は決まったところでやらないといけないというルールはありません。

今の学習環境に不満があったり、改善したいと思っている人はぜひ一度、学習拠点を何箇所か作ってみるのはいかがでしょうか?

もちろん今の学習環境自体を改善するのも一つ方法ですが、自宅だと家族の協力が必要になったりと、周りを巻き込んでしまうため一層のこと自分から外に出た方が手っ取り早いです。

あと、いろんなところで勉強していると、シンプルに楽しいです。

勉強を効率良くするもの大事ですが、何より楽しめないと勉強を続けられません。

大切な時間を使って勉強しているので、せっかくなら楽しんでやりましょう!

それでは、また次回。

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