ミスしやすい癖をどのようにして直すか

癖(クセ)は良いものもあれば悪いものもあります。

良い癖は伸ばしていけばいいですが、悪い癖は直さなければいけない部分も出てくるでしょう。

「じゃあ明日から直そっと」とすぐに直れば良いですが、なかなかそうもいきません。

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ミスを軽視してはいけない

うっかりミスやちょっとしたミスはついつい軽視しがちです。

だからこそ放ったらかしにされて、ますます癖になって繰り返してしまいます。

ケアレスミスは試験勉強でもありますが、仕事でも気をつけなければいけない部分です。

誰しも経験したことがあるでしょうし、僕自身も受験生の時はケアレスミスに悩まされた時期がありました。

どんなに気をつけていても、絶対どこか1箇所はミスしていました。

見直しで解答を見た時に「なんでこんなミスしたん⁉︎」と落胆したことも一度や二度ではすみません。

当時はミスしても

「ケアレスミスだから仕方ない」

「今回だけだろうから、次は大丈夫だろう」

と簡単なミスを深く追求することもなく気持ちのどこかで軽んじていました。

そんなことでいつまで経っても改善されるわけありません。

間違ってしまう癖が一度ついてしまうと何度も同じミスを起こしてしまいます。

しかも直りにくい、やっかいなものです。

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勉強でもそうですが、仕事でのミスは許されません。

だからこそ、ミスに関しては細心の注意を払います。

仕事でも自分のミスをしたところを全て記録して控えています。

最終チェックで気が付くようにという意味で作っているものですが、本当に恥ずかしいぐらいしょうもないミスをしてしまうこともあります。

結局最後のチェックで気が付くのですが「なんで作ってる最中に気が付かなかったん?」って思うものも…。

試験ではミスで点を失いますが、仕事では信頼を失いますからね。

軽視なんてできません。

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ミスの本当の原因は?

ミスには必ず原因があります。

  • 考え方
  • 解き方
  • メンタル
  • 時間
  • 場所
  • 体調

何かしらの原因で自分が無意識ながらミスしやすい状況に陥って、気が付かずそのまま進んでしまうと起こってしまいます。

後でなんとなく見直してしまうと、根本的な部分に気が付かず、また同じことを繰り返してしまいます。

そのまま時間経てば経つほど、経験を積めば積むほど、悪い癖がどんどん染み付いてしまう悪循環です。

その悪循環を断ち切るためには、まずは根本的な原因を探っていかなければなりません。

ミスをよくしてしまう自覚があるのであれば、ミスをした時に単に問題の内容や解答だけ確認して反省するのではなく、もう少し深く分析してみましょう。

  • なんでミスしたのか
  • なんでこのような解答をしてしまったのか
  • 解いた時の状況はどうだったか(時間に追われていた、焦っていたなど)
  • 今日の体調はどうだったか

些細なことに原因が潜んでいるかもしれません。ちょっとしたことでも思い返して書き起こしていきます。

  • 問題の読み方が良くなかったのか(斜め読み)
  • 読み飛ばしてしまったのか
  • 問題の考え方がズレていたのか
  • 知識不足なのか
  • 誤って覚えていたのか

ミスをプロファイリングするような感じですが、そうすると自分のミスの傾向が少しずつ明らかになってきます。

今までは「ケアレスミス」と一括りだったものを「焦りからくるミス」だったり「注意散漫の時のミス」というように原因を見つけましょう。

表面では単なる「転記ミス」かもしれませんが、その時に「理論のことが頭をよぎりながら解いていた」とか「前の問題で気が散ってしまった」ことが原因かもしれません。

それが原因であれば、次に気をつけることは転記ミスを反省するのではなくて、目の前の問題に集中できてないことを反省しなくてはいけません。

いま起こったことは放っておくと本試験でも起こってしまう可能性があります。

些細なことでもキャッチアップして改善していきましょう。

それでは、また次回。

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