同じ勉強時間でもそれを毎日するか、週末などにまとめてするか。
例えば7時間の勉強時間を毎日1時間ずつするか、土日にまとめて7時間するか。
使える時間は人によって様々なので、必ずしもどちらが正しいというものはありません。
ただ、私がどっちか選ぶとしたら前者の「毎日勉強する」です。
私自身が受験生の時からもそれは意識していたし、講師としてアドバイスする際にもそのように言っていました。
平日だと仕事や学校がある中で勉強しなくてはいけないので、毎日勉強するのは簡単ではありません。
しかし、知識を定着させる面や自身のモチベーションの面から見て「極力全く勉強しない日は作らない」ようにした方が良いと思っています。
時間が空けば空くほど忘れてしまう
一度勉強したことがすぐに頭に入って忘れないという人は少ないと思います。
少なくとも私は理解するまでに時間もかかるし、時間かけて覚えたこともすぐ忘れてしまいます。
そういう自分だということがわかっているからというのもあるかもしれませんが、勉強したことは忘れないうちに復習するようにしていました。
時間が空けば空くほど頭に入れたものも忘れてしまいます。
今週勉強したことを来週やろうとしてもその時にはほとんど忘れてしまっているので、思い出すのに時間がかかります。
それではなかなか前に進めません。
新しく勉強したことは特に忘れやすいので、その日ないし明日の早いうちに復習するようにしないといけません。
理解して頭に定着してくると段々と忘れにくくなってきます。
その積み重ねで少しずつ知識が広く厚く定着するようになります。
勉強に対して気が重くなってしまう
時間を空けない理由としては知識の定着の面でもそうですが、時間を空けただけ次に勉強に取り掛かる時に気が重くなってしまいます。
それが毎回続いてしまうと「勉強することが苦」に感じてしまいます。
「勉強をしないといけないことはわかっているけれど、やる気が起きない」のもこういう状態のことが多いです。
時間を空けてしまうことで勉強に対して気が重くなってしまうと続かない要因にもなってしまいます。
1を10にすることより0から1にする方が大きなエネルギーが必要です。
せっかく前回の勉強で勢いがついたとしても時間を空けてしまうことにより0に戻ってしまいます。
再度勉強をする時には、また0から1にするエネルギーが必要です。
それが毎回続いてしまうと次第に勉強が億劫になってしまいます。
毎日勉強していると、取り掛かるエネルギーもそれほど必要なく自然と取り掛かれるようになります。
まとめて勉強時間が取れない日は「ちょっとだけ」でも良い
「勉強する」となるとまとまった時間が必要と思いがちです。
そう思っていると仕事や学校で忙しい平日の時間がない中では「勉強時間がないから今日はできない」と考えてしまいます。
1日の勉強は「ちょっとだけでもやろう」という気持ちが大切です。
それこそ数十分だけとかでも良いんです。
テキストの苦手な部分を読んだり問題を1題だけ解くぐらいの量でしたらそのぐらいの時間でもできそうですよね。
「時間がないから勉強できない」ことは無いと思っています。
時間はあるけれどやる気が出ない時も、ちょっとだけやってみると集中してあっという間に時間が経っていたということもありますよ。
「ちょっとだけ」
自分の中の「勉強のハードル」を下げてあげるのが毎日続ける1つのコツです。
それでは、また次回。
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