【資格勉強】通学か通信、どっちを選ぶ?

こんにちは、税理士のmashです。

資格試験の勉強を始める上で、まず最初に決めないといけないのが通学か通信の選択です。

今では通信学習のみの講座も増えてきていますが、まだまだ教室講座も開講しているところが多くあります。

今回は通学と通信の選択で迷われている方へ、それぞれの特徴を踏まえながら選び方を参考としてまとめていこうかと思います。

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目次

教室講座は同じ目標を持った受講生と、プロの講師が目の前にいる。

教室講座の最大のメリットとしては、講師と他の受講生が目の前にいるということです。

当然のことではありますが、これは通信では体感することのできない雰囲気の中で学習を進めることができますので、高いモチベーションで学習ができます。

せっかく勉強するなら通って講座に参加したいという人も多いかと思います。

そんな教室講座を選択するのが良いと思われるタイプをいくつか挙げていきたいと思います。

自分で学習管理をするのが苦手な人

「受講を考えているけれど勉強の仕方(進め方)が不安…」

「自分で学習計画ができるかどうか不安…」   など、

資格試験を受験するのが初めての方や勉強することから長らく離れていた方が多く直面するケースです。

教室講座の場合はカリキュラムがあらかじめ決められていますので、通うことにより自然とカリキュラムをこなすことができます。

また、講師の方から勉強の仕方も教えてくれるし場合によっては課題も与えられるので、ついていくことで不安要素も払拭できるかと思います。

講師に質問も気兼ねなくできるし、周りの受験生との情報共有もしやすい環境です。

講座が無い日の学習管理は自分で行う必要が出てきますが、そのあたりも講師に聞いてみたり周りの受験生を参考にしたりすることで徐々に学習計画も立てられるようになるでしょう。

他の受験生から良い刺激を受けながら勉強したい人

人によりますが、自分1人で勉強するのはなかなか難しいです。

どうしても自分に甘くなってしまい、勉強しない日が続いてしまって結局ドロップアウト…

という可能性も考えられます。

教室講座はその場にさえ行ってしまえば「やらざるを得ない状況」になります。

やる気に満ち溢れている受験生が周りにいれば、良い刺激を受けてモチベーションになり、自分も頑張れます。

以前に挫折した経験がある場合や、1人で勉強することに少し不安を感じる場合は教室講座を検討した方が良いと思われます。

注意点

これは比較的長期の受験期間を要する資格に多く見受けられるのですが、周りの受講生とついつい馴れ合ってしまって勉強時間に支障が出てきてしまうケースです。

決して受験仲間を持つことが悪いということではありません。

受験生時代から切磋琢磨してお互いが成長し合える関係の仲間は受験後も、ずっと良い関係が続くことが多いです。

そうではなく、休憩中に談笑しすぎて次第に勉強がそっちのけになってしまうこともあります。

教室講座に通うことで仲間ができるということも良いことの一つです。

ただし、試験に合格するためにここに来ているんだということを忘れてはいけません。

自分に限ってそれは無いと思っているかもしれませんが、私自身もよく見てきましたし、教室講座でよくあるケースなので頭に入れておいてください。

通学はいつでも、どこでも、自分のペースで学習ができる。

通信学習の最大のメリットは、自分のペースで学習を進めることができるということです。

また、住んでいる場所が地方で、通える場所でなくても資格取得に取り組むことができます。

ご時世柄、リモートが主流になりつつある世の中なので需要も高まっている学習方法でもあります。

通信学習で本当に合格できるか不安…」と思われている方もいらっしゃると思います。

結論から言うと、全然問題ありません!

私自身、税理士試験の受験期間のほとんど通信学習でした。

結果合格しています。

自分の学習方法に通信学習が合っていれば、問題なく良い結果はついてきます。

その辺りを踏まえて通信学習を選択するのが良いと思われるタイプをいくつか挙げていきたいと思います。

自分で学習管理して、一人で勉強するのが好きな人

通信学習の場合は基本的に講座はWeb配信、問題演習も自宅等で慣れている環境で進めていくことになります。

人によっては大人数の中で勉強するのが苦手という方もいらっしゃると思います。

通信学習は一人で黙々と勉強することが中心なので、そちらの方が自分に向いている場合は通信学習が良いかと思います。

どうしても教室講座だと講師の話すペースや周りの受験生の進捗ペースに少なからず合わせることになります。

Web配信だとそんなことは気にする必要がありません。

平日の勉強時間が限られている時は倍速再生して講義を見ることができるし、気になったところは何回でも同じところを再生して見ることもできます。

講義中に急遽切り上げなければいけなくなっても「続きは明日にする」なんてこともできます。

注意点

通信学習は自由に進めることができる故に、自分で学習管理をしなければいけません。

それができないと、挫折してしまう可能性が高くなってしまいます。

勉強を始めた最初は誰しもやる気に満ち溢れているので大丈夫ですが、進めるにつれて頑張り時(山場)がいずれやってきます。

「勉強しているのに、点が伸びない…」

「難しくてWeb配信講義だけではなかなか理解できない…」

という時期もやってきます。この時期はモチベーションを維持するのが大変です。

対策は様々ありますが、通信学習でもリモートで質問等ができるサポートも充実しているところも多いです。それらを有効活用しながら試行錯誤して乗り越えていく必要が出てきます。

自由な反面、そういった懸念もあるので知っておく必要があります。

とにかく合格するために勉強を最優先で考えたい人

教室講座に通っていると他の受験生や講師との関わりを持つことになるので、多少なりとも勉強以外の人間関係のことも意識したり時間を使ったりすることもあるでしょう。

しかし合格を最優先で考えるのなら、勉強に集中することを最優先で考える必要があります。

昨今はWEB配信の講義に質に力を入れている学校は多いです。

上記で触れたように、通信学習で不安になるケースも想定してサポートをしているところも多いので、学習する上で教室講座より劣るということはありません。

なので他事をできるだけ考えず、勉強に集中して取り組みたいという人は通信が良いと思われます。

自分の性格や理想に合っている方を選ぼう

通学と通信、どちらを選ぶのが正解というものはありません。

自分の性格やどのように勉強をしたいか理想に見合う方を選択するのが良いです。

仲間を作りつつ試験合格を目指したいのであれば教室に通う必要が出てくるし、とにかく早く合格できるように勉強だけに集中できる環境でしたいというのであれば通信を選択するといった感じです。

先ほど申し上げたように、私は税理士試験のほとんどが通信でした。

諸事情もありましたが合格を最優先で、かつ自分のペースで学習したいという理想が強かったので通信の学習方法が私の考え方にピッタリでした。

どちらもメリットデメリットはあるので理想を全て満たす選択をしようとするのは無理があります。

それよりかは自分の中でこれだけは譲れない」と思う条件を決めて、それを満たせる選択ができるようにするべきです。

これから資格試験の勉強をしようと考えられている方へ、少しでも参考になりましたら幸いです。

それでは、また次回。

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