【受験専念している方、これから受験専念する方へ】税理士試験、何科目合格してから就職すれば良いか

こんにちは、税理士のmashです。

今回は税理士試験を専念している方が何科目から就職すれば良いか、私なりの見解でお伝えできればと思い、この記事を書いております。

学習専念している現時点で就職するタイミングは既に決めていますか?

大学生や専門学生で税理士試験を挑戦している人、学習専念するため勤めていた仕事を辞めて税理士試験に挑戦している人、いずれにしてもどこかで仕事をしなくてはいけないタイミングがやって来ます。

あらかじめ学習専念から仕事を始めるタイミングを考えておかないと、その後の受験計画に大きな支障が出てくる可能性があります。

税理士試験は科目合格制が採られていますが各科目の合格率は非常に低く、学習内容も年々難化傾向にあるので、受験期間が長期化してしまう可能性もあります。

それ故に「試験勉強していたけれど、仕事が忙しくて勉強できずに諦めてしまった…」

このように税理士試験を志半ばで諦めてしまうケースが非常に多いです。

受験すると決めたからには、1年でも早く税理士になることを優先的に考えて受験計画を立てていく必要があります。

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目次

受験科目を決めよう

税理士試験は全11科目の中で5科目の合格を積み重ねることで、完全合格(官報合格)となります。

大学院での免除科目がある場合は、その科目を除いて残りの科目を合格する必要があります。

受験する科目によっても各科目のボリュームも異なるので、何を選択するかで合格までに必要な勉強時間も変わってきます。

例えば相続税法と消費税法を比べたとしても単純な学習量でも相続税法の方が2倍ほど多くなります。

あと免除科目がない場合はボリュームが多い法人税法か所得税法をどちらか1つは合格しなければいけないので、それを専念の時に合格もしくは一通り学習し終えていれば、就職してからでも時間のアドバンテージがあるでしょう。

このように、自身が受験する科目をあらかじめ決めて、受験計画を立てておく必要があります。そうしておくと時間のかかる科目は専念期に受験しておこう」とか「複数科目に挑戦しておこう」とか作戦が立てられます。

勉強しているとどうしても肌に合わない科目もあると思います。その時は受験科目の変更も考えるなどして柔軟に対応していく必要があります。

受験計画を立てよう

自身が受験する科目を選択できたら、自分が専念できる期間を決めてしまいましょう。

例えば「○歳で就職する!」「専念は○年間のみ!」といったように専念できる期間を締め切ります。

注意することは「○科目合格できるまで専念する」というように期間ではなく、科目で決めないことです。

試験結果は不確定事項なので、それを基準に受験計画を立てると試験結果に生活が振り回されることになります。

専念できる期間で可能な限り、科目合格ないし受験実績を積み重ねることが完全合格を着実に近づけることとなります。

学習専念期

専念できる期間を決めてその間は全力で勉強します。

専念期の時はできるだけ複数科目の受験をオススメします。

確かに各科目の合格率も1割程度で低く、難易度も高いので1科目ずつ確実にという気持ちもわからなくも無いのですが、1科目専念すれば絶対に合格できるという保証もありません。時間のある時に複数科目を合格目指して勉強しておけば、仮にその年に結果が出なくとも、来年以降のアドバンテージになります。仕事しながらでも次の年に合格を十分目指せるでしょう。

もちろん複数科目とも本気で合格を狙って勉強しているということが大前提です。

複数科目の注意点としてはどれかが手薄になってしまい、手薄の科目をなんとなく勉強を続けているということです。それでは本命の科目にも悪影響が出てしまうので、勉強時間の配分など気をつけましょう。

専念期に会計科目とハイボリュームの税法科目(法人税法、所得税法、相続税法)のいずれか着手して合格もしくは合格レベル相当まで引き上げておくのが理想的かと思います。

仕事との両立期

仕事しながらの勉強は想像以上に大変です。フルタイムで勤めていると勉強時間は専念期の半分以下になるのでそのつもりで勉強を進めていく必要があります。

そうなってくると複数科目の受験は難しくなってきますので、1科目ずつ学習するスタイルになると思われます。就職した年は専念期に取りこぼした科目があればその科目を受験することになると思いますので、それらを如何に早くクリアして、次の科目にシフトできるかが鍵となります。

就職後に新しく着手する科目のメリットとしては、税理士事務所に勤める場合は実務と並行して学習ができる点です。私も消費税法と相続税法は実務をしながらの勉強でした。勉強していることが仕事に直結するのが肌で感じられるので、勉強のモチベーションにもなりました。

時間的な要素でいくと専念の時より不利になりますが、それで決して合格が難しくなるというわけではありません。

どんな環境でも工夫して勉強をすれば合格はできます!

理想は3科目もしくは4科目でフルタイム勤務

税理士登録するためには実務経験が2年以上必要となります。

残り1科目ないし2科目だとフルタイム勤務でも順調に進めば科目合格と実務経験が同時進行で積み上げることができるので、仕事しながら勉強するには良いモチベーションになるかと思います。

税理士事務所によっては科目合格をしていれば、待遇面でも配慮されるケースもあるのでその辺りも強みになるかと思います。

最初は時短勤務もあり

難関試験なので、専念期の時でも計画通りに科目合格を重ねることができずに当初の計画の専念期の締め切り期間が来ることも考えられます。

だからといって就職を計画から先送りにするのは、今の年齢や生活スタイルにもよってくるので一概に言えませんが、あまり良いことではありません。

そうなってしまったら最初は時短勤務で勉強を優先させてもらいながら受験を続けるというのも一つ方法です。これは勤務先の意向もあるので、面接時に聞いておく必要があります。

覚悟を決めてフルタイム勤務で官報合格も可能

結果に左右されずに専念期が終わったらフルタイム勤務しながら引き続き受験勉強を考えている方も多いと思います。

仕事での拘束時間が長くなるため、休日や仕事以外の時間は可能な限り勉強に充てていく必要があります。場合によっては長期化してしまう可能性もありますが、合格するためには覚悟を決めてやるしかありません。

フルタイム勤務しながらでも合格できるのか不安に思われる人もいるかもしれませんが、その環境下で着実に毎年合格を積み重ねている人はいます。

私も就職当初からフルタイム勤務で勉強を続けて、官報合格しています。

合格への情熱とやり方次第なので挫折して諦めない限り合格は可能です!

受験生活に悩みがあるなら早めに対処しよう

受験計画があらかじめしっかり決まっていれば、後はそれにしたがって日々邁進するのみです。

反対に受験計画があやふやなままでいると不安がつきまとい、勉強にも身が入りません。

どちらが良い結果を掴めそうか明確だと思います。

この記事が悩まれている方の受験計画を見つめ直すきっかけになり、参考になりましたら幸いです。

それでは、また次回。

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